hongming漫筆

2006/03/19(日)16:57

「南極物語」 【監督・蔵原惟繕。1983年】

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 昔大ヒットしたのは知っていたが、見たことはなかった。  今回、テレビではじめて見た。  手間暇をかけて作られたものだということはよくわかる。  しかし、なんと言っても光るのは犬である。  人間が登場する場面よりも、犬だけの場面が際だっている。  一体どうやって撮影したのかわからないが、アザラシを襲っているし、海に飲み込まれている。  取り残された犬たちには、おそらくこういうドラマがあったのだろう、という想像で成り立っていると思われる部分なのだが、それだけでも2時間の映画になりそうだ。  今回、ディズニーがリメイクしたということだが、おそらく、動物の場面が多いことが理由ではないだろうか。  「わんわん物語」や「101」の流れではないかと思う。  「南極物語」というと、音楽が、「炎のランナー」と同じヴァンゲリスで、公開当時は、そっくりな曲だと思っていたのだが、今回聞いたら、そんなに似てもいなかった。(シンセサイザーらしい曲の雰囲気は似ていた)  調べたら、ヴァンゲリスは「ブレードランナー」の音楽も手がけていたのだ。  スタッフの名前を見ていたら、制作総指揮は日枝久。ライブドアが日本放送の株を買い集めたときにしょっちゅうテレビで見た人だ。 楽天ブログランキング←クリックしてください

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