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第46作。いよいよ残り少ない。
渥美清の体調が良かったのか、冒頭から顔を見せる。しかし、柴又に帰ってくるのは一度だけ。 この映画は、満男が主人公だと思ってみればわかりやすい。 挫折→旅立ち→人々との出会い→恋→別れ と、青春映画の見本である。 しかし、寅さんが主人公だと思うと、いつものように、あらすじがわかるようなわからないような話なのだ。 なぜ島を去ってしまうのか合理的には解釈できない。 寅さんの恋の相手は松坂慶子。 第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」以来、12年ぶりの登場だが、全く容色が衰えていない。 容色といえば、第1作「男はつらいよ」のマドンナ光本幸子がゲスト出演。この人も変わらないのに驚いた。 この人は御前様の娘で、笠智衆が亡くなったので、代わりに出したのだろうか。会話の中では、御前様は生きているので、それにリアリティを持たせるためか。 女性といえば、満男の恋の相手の看護婦・亜矢(城山美佳子)がいい。後藤久美子のような人工的な雰囲気さえ漂う美少女ではなく、生活のにおいのする娘で、明るく輝いている。 結婚しちゃえばいいのに、満男もまた、相手に好意を抱かれると逃げてしまうのだ。 あの子が柴又に来たらどうしようかと思ったら、訪ねてきたのは松坂慶子の方で、ホッと一安心。 圧巻は島田正吾が松坂慶子とタンゴを踊るところ。この年88歳である。 「ジュラシック・パーク」の直後で、「ジュラシック・パーク」ならぬ「ジェラシック・パーク」の人形を売っていた。 男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993) - goo 映画 ・男はつらいよ 寅次郎の縁談(シリーズ第46作)@映画生活 楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.14 21:00:10
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