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2007.01.22
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 新潮文庫。1997年9月。

 フジテレビで放送された、特別版の原作かと思ったら、その後日談で、新シリーズの発端となるものだった。
 (その経緯は、解説に詳しい)
 「生きている幽霊」「泣き笑い飯盛り女」「諸行無常の響き」「舞い戻った疫病神」「新たなる旅立ち」の五作収録。
 中山道の宿場・板鼻の大店の世話になることになり、土地に定着するかと思われた期間に起こったできごとを描く連作。
 最初は、世話になるきっかけ、最後は旅立つきっかけ。
 紋次郎を助けるのは堅気の衆の「情」であり、旅に追いやるのも堅気の衆の疑心である。
 「泣き笑い飯盛り女」と「諸行無常の響き」はミステリになっていて、紋次郎が謎を解き、ことが表沙汰にならないようにしてやる。
 読む方も慣れてきたので、「木枯らし紋次郎さん」(p133) という台詞で、相手の正体が読めたりする。
 良寛の書がでてくるが、かえってリアリティが失われてしまった。
 また、ほかの小説でも気になることで、「取締出役」の「出役」に「でやく」とルビが振ってあるが、これは「しゅつやく」と読むのが正しい。

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Last updated  2007.01.22 08:52:47
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