hongming漫筆

2009/04/01(水)05:46

「DOOR TO DOOR」 【TBS。3月29日放送】

芸能・テレビ(488)

 おととしの「マラソン」を見た時に、自閉症の特徴をうまく捉えていて、感心したものだった。  さらにその前の「少しは、恩返しができたかな」では、難病でなくなってしまう若者の役。  どうも、こういう役が目立つ。  今回の、脳性マヒのセールスマンの役も、その脳性マヒぶりが実にうまい。知人にいるのだが、話し方や、体のなじれ加減がよく似ている。  最初のうちは、台詞が聞き取りにくいので字幕が出る。見ているうちになれるので、出なくなる。  内面の独白は、意識上のものだから、まったく通常の話し方になる。  これもうまい方法だ。体が思うように動かないというだけのことで、知能に問題があるわけではないということを象徴しているのだ。  物語の方は、実話を元にしているということではあるが、文化の違いもあるし、かなり設定を変えているのではないかと思う。  最初に商品を売りつけることになった相手との関係が、ピンチの後のチャンスに広がるところなど、うまくできている。  仕事上のパートナーとなる加藤ローサとの恋愛など全くないところもいい。 公式サイト  楽天ブログランキング←クリックしてください  楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

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