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古典落語が大好きな若手落語家(国分太一)が、自宅で、人とうまくつきあえない女(香里奈)、関西から転校してきて学校になじめない少年(森永悠希)、現役を引退し解説者になったもののいつもべどもどしてしまう男(松重豊)に落語を教えることになる。
日常を淡々と描いていくという作りで、主人公の失恋があったり、落語を習う三人のそれぞれの生活が出てきたり。 若い落語家の話というと、どうしても「の・ようなもの」を思い出す。 ちょっと甘いな、と思う結末ではあったが、「みんないい人」という話なので、これはこれでいいのだ。 師匠の役は伊東四朗。「火焔太鼓」を演じていたが、不自然なところがない。仕事柄、きっと、寄席にも慣れ親しんでいるのだろう。 感心したのは、食事の場面で、国分太一が、右手で箸を使っていたところ。 彼は左利きで、バラエティ番組ではいつも左手で食べている。右利きの役なら右手で食べられるのだ。 もっとも、落語家は、人前で演じる都合上、左利きであっても右利きに見せる訓練をするものなのかもしれない。 楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.08 09:42:43
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