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カテゴリ:中国関係(漢字・中国文学)の本
副題は「絵入新聞『点石斎画報』の世界」。
前にも書いたが、最近、オークションを利用していろいろ処分している。 ほとんどが本。 本棚を整理していると、「こんな本も持っていたのか」と思うことが多い。 この本は、確かに読んだ記憶があるのだが、中身はすっかり忘れてしまっていた。 読み直してみて、思うのは、「時が経ったなあ」ということだ。 「世紀末」というのは、二十世紀末ではなく、十九世紀末。 訳は思い切った意訳。 最初に紹介されているのが、「バトル・フィールドをフォーカスせよ」というのだが、「フォーカスする」ということばの意味が、今の若い人にはわからないだろう。 昔「フォーカス」という写真週刊誌があったのだ。 中国人の「絵」に対する感覚については勉強になった。 表情を付けること、倒れる「瞬間」を切り取って描くこと、こういうことは伝統にはなかったそうだ。 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.18 16:20:51
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