hongming漫筆

2019/03/10(日)18:40

ジャイアント馬場没20年追善興行

プロレス(268)

気になっていたのだが、平日の開催だったので見に行くことができなかった。  ところが、ある人が、有料放送での中継をブルーレイに焼いてくださったので見ることができた。  懐かしレスラーも知らないレスラーもいた。  懐かしいところでは、保坂秀樹は全日にいた頃より若く見えたが、宮本和志は老けて見えた。髪型のせいだろうか。  面白かったのは、セミファイナルのミル・マスカラスとドン・カラスの兄弟タッグ対カズ・ハヤシとNOSAWA論外のタッグマッチ。  いかにしてマスカラス兄弟の見せ場を作るかということがカズたちの腕の見せ所で、レスラーも観客もそれがわかっているので一つ一つの技で沸きに沸く。  いいなあ、こういうの。  プロレス雑誌を長いこと読んでいないし、「ワールドプロレスリング」ぐらいしか見ていないので知らないことが多かった。検索してどんなレスラーなのか調べながら見たりした。  驚いたのは、ヨシタツが山本尚史だったこと。ヤングライオンだった時のことを覚えているが、変われば変わるものだ。いかにも新日のストロングスタイルという雰囲気だった記憶がある。  今はこうなったのか。  ブッチャーの引退セレモニー。  昔は極悪非道というイメージだったが、いつのまにか愛嬌のあるレスラーになってしまった。  映画では、真田広之の「吼えろ鉄拳」に出ていた。  真田広之といえば、この興行にでていたSANADAは、全日の新人時代は、真田広之の「青春ハリケーン」を入場テーマにしていたっけ。  冒頭にアントニオ猪木が出てきたのにはいろいろ思うところがあったが、最後の挨拶が坂口征二だったのはよかった。  坂口が新日に行っても、馬場さんは坂口とは話ができるといっていたはず。  なぜ平日の興行だったのか不思議に思っていたのだが、2月19日はプロレスの日だった。  ただのプロレスの日興行ではここまで盛り上がらなかったろう。これだけのレスラーが一堂に会する興行が実現したのも馬場さんの遺徳だろう。

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