いつもの、要領の良さと幸運でのし上がっていくパターン。
冒頭には居合いの場面があり、主人公の名は「小野子等」で名に「おのこ」と入っていて男を強調している。全体が男の方が女より偉いという姿勢で貫かれており、よくこんな設定でできたなと思うが、亡き母をずっと思い続け、母親の遺影に話しかける場面が多いなど、バランスはとっているということだろうか。
ヒロインは当時は日活所属だった浅丘ルリ子。岡田眞澄も出ている。そのためか、いつもとはちょっと雰囲気が違う。
最後は社長になりヒロインと結婚しているところまで描かれている。シリーズはこれで一区切りということだろうか。