有名な映画なのに初めて見た。
ミュージカルとして舞台化されているのは知っていたが、映画も前編ミュージカルとは知らなかった。どんな短い台詞もすべて歌になっている。
ただ、踊ることはない。歌っているのは俳優ではなく、歌は当てている。それでもカトリーヌ・ドヌーブの若くて美しい姿の魅力が褪せることはない。
どうしてこんなことを考えついたんだろう。面白い発想だ。
4部構成になっているのも舞台風。最初から舞台劇のように作ろうと思っていたのだろうか。
ハッピーエンドでもなくアンハッピーエンドでもない。
もめる相手はいるが、悪人は一人も登場しない。
今でも斬新な映画だ。