茨城県浦尾市という架空の市の市役所で働く主人公(柳楽優弥)。自閉スペクトラム症の弟(坂東龍汰)と二人で暮らしている。
弟は美術に関する才能があり、アーティストとして働いている。障害の描き方はステレオタイプではあるが、わかりやすく描かなくては話が作れないのだろう。
架空の市は、神栖市あたりにあるらしく、海岸の風力発電の風車が出てきたりする。買い物をしたスーパーがカスミで、茨城で撮影しているらしい。
弟との暮らしの中に、正体不明の、ライオンと名乗る少年が入り込み、生き別れの姉の存在がからみ、ヒューマンドラマではなくミステリになっている。
周囲の人物も、好意を寄せているようでいながら何か策略があって接近していることが視聴者にはわかるようになっている。
ミステリとして、なかなかっきょうみを引くように作ってある。
公式サイト