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テーマ:ジャニーズ(30)
カテゴリ:気になるニュース
14日の読売新聞に「旧ジャニーズ性加害遠い収束 ■ 謝罪から1年超経過 会見なく、補償の詳細不明」という記事があった。
読んでみて、いろいろ疑問に感じるところがあった。 まずテレビ局の姿勢が不思議だ。 補償などの進展を理由に、NHKやテレビ東京は10月、出演依頼を解禁。同月の定例記者会見でNHKの稲葉延雄会長は、スタート社を離れるタレントはもっと多いと見込んでいたと明かした。離れさえすれば依頼ができたとし、“旧ジャニーズ”を起用したかった本音をうかがわせた。 ということだ。 スタート社所属でなければ起用した、ということだ。 つまり、ドラマや音楽番組への起用は、本人の俳優や歌手として能力が重要なのではなく、どの事務所に所属しているか、ということが重要だ、と言っているわけだ。 だから、問題の中心人物であるジャニー喜多川がデビューさせた歌手であっても、他社に移籍していれば問題なしになるわけだ。 今回の事件は所属タレントに責任があるわけではなく、事務所やジャニー喜多川、そしてその行為を見て見ぬふりをしていたメディアの責任の方が大きいと思うのだが、記事には、その点についての反省はない。 さらに、「乏しい情報発信」という中見出しをつけて、 同社は昨年10月を最後に記者会見を開いていない。読売新聞を含む報道各社などは今年11月、スマイル社に記者会見の開催を求める要請書を送ったが、応じなかった。 と書いている。騒ぎになっているのに記者会見を開かないのは問題だ、ということらしい。では、日本テレビのドラマを巡り、原作者が自殺して大きな問題になったときに、読売新聞は日本テレビに記者会見を求めたのだろうか。 そんなことはしていないだろう。 身内には甘い新聞社の体質が、こういうところによく現れている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.12.18 09:31:16
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