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カテゴリ:その他の映画
![]() 新年に深夜放送というあたりで、たいしたことはないアイドル映画になってしまっているのだろうと思ったらとんでもない間違いだった。 snowman九人のうち六人が、同じカツラをかぶって六つ子を演じている。 いきなり「実写化は無理がある」とか「六人が同じ顔という設定」などと映画の中で言ってしまう。メタフィクションなのだ。 長男のお粗末が、大富豪夫婦の亡くなった息子に瓜二つという理由で養子に迎えられそうになる。 しかし六人が同じ顔なのだから、誰が養子になってもいいはず、と、残りの五人も個性を発揮して養子になろうとする。そこから、六人がそれぞれ自分の思い込みの世界で実績を作ろうとしてそれぞれの話になるのだが、それが「カイジ」風だったり、白黒画面で「七人の侍」風だったりする。 自分たちでもそう言う。 そんな騒動を脇役が見ているのだが、自分たちも映画のキャラクターを演じているのだということを言ってしまい、話の展開にいちゃもんをつけたりする。 トト子の高橋ひかると、チビ太の桜田ひよりには驚かされた。 snowmanの残りの三人は、六人それぞれのバラバラな話を終わらせる役目。 もちろん、人情ものの要素を残しつつ、ドタバタの展開が続き、パロディ満載なので、中高年が見ても面白い。この映画、snowman目当ての中学生や高校生が見ても面白さがわかるのだろうか。 久しぶりにぶっ飛んだ怪作を見た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.01.19 12:13:09
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