以前から興味があった飛騨高山へ行くツアーがあったので参加して行ってきた。
それに備えて、遠い昔に読んだ豊田有恒の「両面宿儺」が収録されているアンソロジーを図書館で借りて読んだ。
昔の街並みが残っているということだったが、保存されている街並みが狭い範囲ではなく、見応えがある。
あまり時間はなかったが、高山陣屋を見てきた。

地元の高校生が作った陣屋模型。
大きな施設なので驚いた。

こんな取り調べ施設もあった。
拷問の道具が置いてあるが、江戸時代には、実際には使われることは少なく、見せるだけで相手が恐れ入って自白するよう仕向けたのだ、という説もあるはず。
ただ、自白偏重主義だった、という問題はある。まあ、現代の警察も検察も自白偏重主義であることは度々問題になっているね。

陣屋の各所に見られるウサギ。
釘隠しで、「
「真向兎(まっこううさぎ)」と呼ばれるものだそうだ。
ツアーでは高山の見学時間が一時間だったが、半日かけてじっくり見て回り、おいしいものを食べ歩いたりしたいところだった。