「プロレス中継70年史」 【日本テレビ】
こういう企画があったことを知らなかった。 レコーダーで、「全日本プロレス」という言葉が入っている番組は自動的に録画するように設定しておいたおかげで見ることができた。 協力した団体は全日本プロレスとNOAH。かつて日本テレビが中継していた二団体だ。そして、いずれも中継を打ち切られてしまった団体でもある。 心中複雑なのだが、日本テレビの中のプロレスファンが働きかけて実現した番組なのだろう。 立会人として小橋建太と武藤敬司が登場して始まった。 番組は、力道山時代から始まり、鶴龍時代、四天王時代を紹介するだけでなく、外人レスラーも紹介し、昨年亡くなったテリー・ファンクの追悼セレモニーも放送された。 徳光アナが登場したり、大仁田厚と渕正信に福沢アナがインタビューしたりして、プロレス中継を支えた人材の起用を忘れない。 試合の実況担当は平川アナで、これも懐かしい。 若林アナも出して欲しかったな。 メインの試合では、田上と川田が解説席にいたが、話は聞けなかった。 一時はしょっちゅう全日本プロレスを見に行っていたのに、もうずいぶん会場に足を運んでいない。 見に行くにはそれだけの気力が必要なのだが、体力も気力も衰え、ガンになったあたりから、気力がわかなくなってしまった。 プロレスというのは終わりのない物語だ。物語の展開について行けるよう、心の準備はしておこうかという気になった。公式サイト