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hongming漫筆

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中国関係(漢字・中国文学)の本

2013.07.05
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  4コマ漫画で名言を解説しているのかと思ったら、そうではない。
 見開き2ページで、右のページに4コマ漫画があり、わざと意味を取り違えたな
いようにしてある。
 左のページにはちゃんとした解説と出典が書いてある。
 作者は愛知大学の学生なのだそうだが、大学入学までに4年間の引きこもり期間
があったらしい。

 大学に入り、この本を出版するに至るまでが、文章で書かれているのだが、それ
がなかなか興味深い。
 文章も上手い。

 「蛍雪」のところで「灯油を買えなかったため」とあって「灯油」が気になった
が、調べたら「灯火用の油」という意味がもともとの意味らしい。

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Last updated  2013.07.06 05:54:06
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2012.04.14
 中公新書。1992年1月。

 再読。
 二十年前に読んだものなので、これまたほとんど忘れている。
 「フィクション」ではなく「フィクシオン」と表記するのは珍しい。

 梁山泊の地理的な成立から、「水滸伝」の成立過程についての考察、好漢がどのように造形されてきたか、についての仮説、と多岐にわたる。
 「一丈青」については、断定はしていないが、大胆な仮説を提示している。
 もとは一つだった者が、扈三娘と段三娘に別れたのではないか、というのである。

 九紋龍については覚えていた。九枚の鱗というのが説得力があると思う。

 最後のところで、吉川幸次郎の「水滸伝」の訳について触れている。
 けっしてけなしてはいない。

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Last updated  2012.04.14 14:48:05
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2012.03.27
【送料無料】中国文学十二話

 久しぶりに読み返した。
 「著」となっているが、NHKのラジオ放送で話した内容を編者が整理したもの。
 「詩経と楚辞」から「紅楼夢」まで時代順に、中国文学の古典について解説している。
 奥野信太郎という人は古い人で、大正14年に森鴎外がある寺の碑文の解説をしたのを直接見ている。

 「左伝と史記」では、話は日本文学に飛び、「源氏物語」は「史記」の影響を受けているという。
どういう影響を受けたかというと、「源氏物語」というのも一つのサディズムの文学だと思います。あの中に現れてくる栄達、栄華というものは必ずその後に来る不幸とか、暗さというものの前提として描かれていて、これが『史記』と非常に共通のものを持っていると思います。

と述べている。

 驚くのは、この本は話すための原稿を元にしているのではなく、放送の速記をもとにしている、ということだ。原稿を用意せずに話したものらしい。

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Last updated  2012.03.28 15:46:41
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2012.03.17
 読みかけの本を持って行き、ホテルで旅のつれづれに読み終えた。
 再々読か。
 徐福以外は近代以降の人。

 「亜細亜は一なり」は岡倉天心。
 五浦のお墓に行ったこともあるし、六角堂も見た。
 しかし、その六角堂は去年の津波で流されてしまった。

 最も心に残るのは、「花岡紀行」である。
 秋田県にあった花岡鉱山での事件。著者は、その鉱山にいた人たちの遺骨送還に携わっていたが、直接その現場に足を運んで感慨を新たにする。

 初めて読んだ時には、「劉連仁」に驚いたものだった。
 南方の温暖な土地ではなく、北海道で十三年間も逃亡生活を続けるというのは想像を絶する。

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Last updated  2012.03.17 11:06:33
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2012.02.22
 自分がどんな本を読んできたかと、過去を振り返る旅。
 1991年5月25日第1刷発行。
 中国人の「あの世」観、自ら訪れた北海と砂漠の思い出。南海へ対する意識の謎。
 図式化したがる中国人と、図式の謎を解くのが大好きな著者の掛け合いのようでもある。
 大韓航空機事件ことが出て来る。
 いかに昔の本かわかる。

 感心するのは、読者に「面白いと思わせよう」という工夫が感じられることだ。
 なかなかできることではない。


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Last updated  2012.02.23 23:30:23
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2012.02.18
 副題は「絵入新聞『点石斎画報』の世界」。
 前にも書いたが、最近、オークションを利用していろいろ処分している。
 ほとんどが本。
 本棚を整理していると、「こんな本も持っていたのか」と思うことが多い。
 この本は、確かに読んだ記憶があるのだが、中身はすっかり忘れてしまっていた。
 読み直してみて、思うのは、「時が経ったなあ」ということだ。
 「世紀末」というのは、二十世紀末ではなく、十九世紀末。

 訳は思い切った意訳。
 最初に紹介されているのが、「バトル・フィールドをフォーカスせよ」というのだが、「フォーカスする」ということばの意味が、今の若い人にはわからないだろう。
 昔「フォーカス」という写真週刊誌があったのだ。

 中国人の「絵」に対する感覚については勉強になった。
 表情を付けること、倒れる「瞬間」を切り取って描くこと、こういうことは伝統にはなかったそうだ。


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Last updated  2012.02.18 16:20:51
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2012.02.16
 秀英書房。

 オークションに出すために本棚を整理していて、「何と、こんな本も持っていたのか」と驚いたものの一つ。

 昭和52年11月発行。

 「西遊記」の時代から二百年後、堕落した仏教の立て直しのため「真解」を求めて天竺へ向かう四人。
 もちろん、それぞれ「西遊記」の四人にゆかりがある。

 訳は思い切った意訳で、当時の時事ネタもちりばめられてあり、今となっては何が面白いのかわからないところもある。

 しかし、「後西遊記」のあらましを知ることはできる。

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Last updated  2012.02.17 23:22:49
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2012.02.03
 オークションに出す本を整理しているうちに見つけて読み直してみた。
 1997年10月初版。

 語学の本ではあるが、20年以上前の中国文化を知ることができる。
 一度読んだ本ではあるのだが、すっかり忘れてしまっている。
 日本の法律用語の「輸贏《ゆえい》」という語にまつわるところが特に面白かった。
漢語としても,「勝負」「勝敗」のほうが,はるかに由緒《ゆいしょ》正しいものです。(p114)

「輸贏」は中国語としてはあまり古いものではないと記しましたが、私が知っていいるかぎりでは、唐代の白居易が最初に使った人です。(p115)

 唐代などというものはつい最近なのである。

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Last updated  2012.02.04 14:56:34
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2011.04.28
 「中国の幽霊」東京大学出版会。1980年
 まだ絶版ではないらしい。再読。
 副題は「怪異を語る伝統」。

 「幽霊」にまつわる話がどのように記録されてきたか、その歴史をたどりながら、文学へと発展していく過程を述べる。
 堅苦しい本ではない。訳出されている話を読むだけでも十分面白い。
 魂魄や冥界のイメージも、あやふやだったのがだんだん決まった形になってくる。

 
「身の毛のそばだつような恐怖感(p47)

という表現は珍しい。

 巻末に索引があり、読者への配慮がうかがえる。



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Last updated  2011.04.29 13:55:29
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2011.02.02
中国医学はいかにつくられたか

 中国医学の発達史であり、医書史でもある。
 昔から伝わってきた文物もあれば最近発見された物による研究成果もある。
 医学の歴史の面はおもしろいのだが、医書の歴史はよくわからなかった。
 意外なことに、馬王堆などから発見された医書には、「灸療法の記載はあるけれども鍼療法はない(p41)」ということで、著者も驚いている。。
 ではどのようにして鍼治療が発達したか、ということは本の中で説明されており、説得力がある。
 なぜ「器官」「五官」という語を使うのかというと、
官僚制になそられて物のあいだの関係や作用をとらえようとするのは、中国医学のいちじるしい特徴だといってよい。(p98)

のだそうだ。

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Last updated  2011.02.05 16:03:19
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