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2022年07月13日
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テーマ:読書感想文(646)
カテゴリ:天官賜福
主人公である謝憐(シエ・リェン)と三郎(サンラン)について

 もともと謝憐は幸福な人物であった。まず出生の時点で恵まれている上に、更には才色兼備であり17歳にして飛翔する程。
 一方で三郎は不幸な人物であった。三郎はおそらく偽名で本名についてはもしかしたら最後まで分からないかもしれないけど便宜上三郎と表記。とにかく栄養も足りて無いしボロボロだし仙楽国も災難にも見舞われて、おそらくまだ人間であった彼はかなりつらかったと思う。

 この仙楽国の災難が謝憐と三郎に共通する不幸な出来事であり、この前後あたりで謝憐の幸福と三郎の不幸が入れ替わっているのではないかと思う。

 謝憐はその後不幸続きであり、一方で三郎は力をつけていった。

 800年が経ち再会しても、相変わらず謝憐は不幸であったが三郎との再会によって信者が増えるなどおそらくこれから幸福になっていくと思う。(6巻も有るので大変なことも多いだろうけど)。印象的なのは中元節に鬼に追われたときのシーン。
 三郎は幸福体質であり、謝憐は不幸体質であるけど三郎本人は自分の運気が役立つのであれば全部あげたいと思ってるけど、もともと三郎の運気は謝憐のものであり「返す」がより的確なのか。3度目の飛翔自体は三郎の運気に頼らず、自力で飛翔していると思ってる(これは特に根拠は無い)。

 三郎本人は気づいているのか、いないのか。錯乱して右目を抉った理由はこのこと?

 神官である謝憐が三郎に幸福を与えたことがタイトルの天官賜福なのでは無いかと。
 中国語詳しくないけど、タイトルは名詞とも取れるけどSVOの形とも取れると思う(英語では名詞)。

 どっちにしろ謝憐の不幸体質についてはちゃんと理由が有るそうなので気になります。





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Last updated  2022年07月13日 23時33分40秒
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