本の感想とか

危険があるのに、惠が智たちに近づいた理由は智たちに近づいた理由は、智が他の呪い持ちのみんなに近づいた理由と同じ。
ただ、寂しかった。友達が欲しかった。自分と似たような境遇の仲間が欲しかった。
本当にそれだけなんだと思います。

しかし、連続殺人犯である自分ですら愛してくれるのだから、他の悪人にだって大事な人がいたっておかしくない。人間の命は平等。命は命。

結局自分が今まで必死になって正当化しようとしてきた理由すら放棄すら放棄して、惠は死を選びます。
でも、きっと惠はこれ以上人間を　したくは無かったのでしょう。
惠だって女の子なんでね。
人を　さず、好きな人に愛されて、そんな幸せの絶頂で死ねるのであればその方がいいと考えてしまっても仕方ないことです。

それは一見幸せなハッピーエンドのように思えます。

しかしFDのメインルートで言っていた「死にたくない。生きたい。もっと幸せになりたい」というのが惠の本音であれば、やっぱり死にたくなかったのではないかと。死にたくないけど他に方法が無かったのではないかと思います。