超スピリチュアル体験記 | 実話体験談

2009/06/11(木)17:45

化け猫??? 奇跡への階段  第6話  夜中に猫が

化け猫(7)

それは夜中過ぎのことでした。 (私の帰省した日が丁度盆休みということもあって、珍しく兄弟4人がそろったので、  私たちは母と川の字に布団を広げ一つの部屋にみんなで寝ていました。) すると、どこからともなく猫の鳴き声がするのです。その猫の鳴き声で私は目が覚めました。 しかし、私は帰省初日の移動疲れもあって、猫の鳴き声は聞こえていましたがすぐに また眠ってしまいました。 すると猫の鳴き声が段々近づいて来るのです。あまりにも猫の泣き声がうるさいので 私は猫をしかろうと思いました。 でも私のそばに猫は居ませんでした。 あれ?おかしいな? 夢でも見たのかな?と私は思いました。 そしてまた私はすぐに眠りました。 時間がそんなには経っていなかったと思います。 今度は確かな声で、猫が私のすぐそばで鳴いているのです。 私はかなり疲れていたので、猫をしかろうと思いましたが 起き上がるのが面倒なのもあって、薄目を開けて猫の居る方向を見てみました。 すると、母親の枕元にクロが居るではないですか。 私はすぐにクロをしかろうとしましたが、クロは奇妙な動きをしているのです。 私はクロのその奇妙な動きに何かおかしな感覚がありましたので、 薄目を開けたままでクロの行動を見ることにしました。 クロは母親をじっと眺めて居ました。すると急に母親の布団の周りを回りだしました。 そして、2,3週してから母親の布団の横に座り、にゃーにゃーとまるで赤子が泣いている?かの声で鳴いたのです。 そして次に、兄の布団の周りを回り、母親の時と同じ事を繰り返し同じように泣いたのです。 私は変な猫だな、毎日、こんなことを夜中に繰り返しているのかな?と思いました。 そして次に私の布団の所へ来ました。 そして私の布団を3回、歩き回ってから仰向けに寝ている私の右側で止まり お座りをしました。 そして、私の顔をじっと見ているのです。 私はクロに気づかれないように薄目を開けたまま、そっとクロの顔を見ました。 すると、クロの目はまるで涙を流しているように濡れていたのです。 私は何故なのかは解りませんが何か無性に悲しくなりました。 そして、あることを思い出しました。 それは、私が帰省してすぐに仏壇の前で手を合わせお願いしたことです。 「父さんがもしこの家に居るのならクロにでも入って、夜中に来てくれない・・・」 私がふとその事を思い出した瞬間に、クロが自分の右前足の肉キュウで 私の手を触って来るのです。 私は頭の中でやっぱり父親は居るんだと喜びました。すると、 クロが急に声を大にして、人間のような声で大泣きしたのです。 そして、クロは私の手をずっと触っていました。 私はふと、父親はお金の辛さを引きずったままで死にたくもないのに死んじゃったから、 死んでも死に切れないんだろうなと思いました。 すると突然でした。 クロの後ろに大きな影が出て来たのです。 私はその影を見た瞬間、第3話で書きました、ケサを着たお坊さんと同じ感覚になり 恐怖を覚えました。 そんな恐怖の中で私が思った事は、クロには実際父親の霊が入っていたと思います。 そして、そのお坊さんのような霊も父親だと思います。 ただ、世界があまりにも違うのです。私にはその黒いお坊さんが たとえ父親の霊だったとしても、その時は恐怖しかありませんでした。 そのため、私は心の中で思いました。 「父さん、霊になってこの家に居るのはわかったから、これからもこの家を守って成仏してね。」 (冷たい息子と思われるかも知れませんが私が出来る精一杯の思いでした。) そう思った瞬間にクロがまた人間が泣くような声で泣き、その部屋から出て行きました。 そして黒いお坊さんも消えました。 その日のことは、私にとって霊の存在を目の当たりにする不思議体験だったのです。 そして、話はまだ続くのです。 ここをクリックしてね にほんブログ村 にほんブログ村 スピリチュアル・精神世界

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