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カテゴリ:隠れた名作&やっぱり古典でしょ
芥川龍之介・著 岩波文庫
いやぁ~~~おんもしろかったぁ~ 芥川がこんなに面白いとはしらなんだ この「藪の中」と「理由」を続けて読んだら きっと、笑います (漫才風な笑でなく、苦笑的笑いです) モチーフがいっしょ(といっては宮部さんに怒られるな) もしかしたら、「藪の中」からヒントを得て 宮部さんのイマジネーションでぐわぁ~~~んって 広げて、現代社会につなげたのかも なぁ~~~って勝手に連想してます 共通していることは 「人は、同じことを見たり経験したりしても、それに対する見方考え方はバラバラである」 ということです。 マスコミに代表される、「とってもあいまいな情報」に対して 私たちはどれほど客観的に捉えることができているのでしょうか などと、真剣に考えてしまいました 実は、「理由」を読んでいる途中から、もうひとつのテーマに気がつきました いまから約10年前に新聞の連載小説として書かれたものですが 見事にとらえてます。現代社会が抱えている、最も重要な問題を 「グイッ」てえぐってます 推理小説の枠をはるかに越えた、素晴らしい現代小説です あれれっ また、ずれている 今日は「藪の中」の紹介だったのに・・・・ 「藪の中」は短編ですので、15分もかかりません でも、その中には、人間の真理というか 面白さと言うか、愚かさと言うか そんなもんがいっぺ~~~~はいってます 以上、関連小説ということでご紹介してみました 「バカの壁」「理由」「藪の中」を3冊串刺しで読んでみても 面白いと思います 羅生門 (岩波文庫版は楽天ではダウンロード版しかないようです)↓ 地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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