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カテゴリ:読書のすすめのおすすめ本
ダン・ミルマンが書いた著書に「運命のしくみ 成功のしくみ」
というのがあります(これもおすすめです) 主人公が山の中でメンターに出会い、 そこで数々の人生の法則を学んでいく物語です この中で「バランスの法則」というのがあります 「賢者は石を拾い上げ、ぼくに渡して、十メートルくらい先にある 松の木を指さした。 『あそこにある木の幹に、石を当ててごらん』 ぼくは呼吸を整え、狙いを定めて投げた。 石は1メートルほど左にそれた。 彼女(メンター)はもうひとつ石をくれた。 もう一度投げると、こんどは少し近づいたが、 やはり左にそれた。彼女は次に、石を四つ渡しながら、 ぼく目を見つめてゆっくりと言った。 『このなかのどれかを当てることが、とても重要』 なぜそんなに重要なのかはわからなかったが、 彼女が本気だということはわかった。心臓の鼓動が速まるのを感じた。」 (p37~38から引用) ここのシーンでメンターがいいたかったことは 私たち人間は、いつの間にか自分の知らないうちにものの見方が 偏っていたり、色眼鏡をかけてしまいます。 だから、ときどき自分のバランスを修正する必要がありますよ ということなんですね 今回おすすめする この「素心のすすめ」の中キーワードは「素直な心」です 「〈素直な心〉とは、目の前で起こるできごとに 好悪の感情をはさまず、それをあるがままに 受け入れられる状態のことをいいます。 そして、その心の状態から、 自然と正しい行動を起こすことのできる人が、〈素直な人〉です」(p18より) ところが、これがなかなかできない なぜできないのか それは、人間には〈自我〉と〈業〉があるからです この〈自我〉と〈業〉の説明と これを消し去るための鍛錬の仕方が 著者自身の長い人生経験に元づいて書かれています この中で特に私の目を引いたのは 『謙虚さを忘れないために』という著者自身が自分に課している 14項目があります これを壁に貼って毎日読むだけで、ブレたバランスが戻るような気がします ・時間に遅れだす ・約束を自分のほうから破りだす ・挨拶が雑になりだす ・他人の批判や会社の批判をしだす ・ 打算的になりだす などなど、耳が痛いことばかり並んでいて刺激的でした チェック項目すべてが、自分の行動を見ればすぐわかるという 仕組みになっていますので、続きそうです さらにもう一つ 「自分のいのちは、大宇宙の大いなるいのちの一環としてのいのち。 恵まれ、生かされ、まことに“いただいている、 しかもただ一つしかないいのち”である」(p104) もういっちょ 「お前は、目標という名の欲求を満たすことに汲々として、 授かった大切な命を正しく生かしてゆくことを少しも真剣に 考えていないではないか」(p105) おまけだ! 「つまり、与えられた命を正しく生かすとは、 おのれの天分に気づき、それをさらに鍛錬することによって 世の中の役に立つことをいうのではないでしょうか。 天分とは天から与えられた資質のことですが、 なにも特別な才能をさすわけではありません。 自分の好きなことと考えてもよいでしょう。」(p105) このほかにも、義理の母親との確執によって 著者自身の魂が磨かれたという話は とても気づきがありました ≪今、目の前にいる人が自分を磨いてくれているんだ!と。≫ 1冊で2度も3度も美味しい本だと思い、とても得した気分です この本は、心磨きの本でございます 人気blogランキングはじめました ↓↓↓よろしくお願いします 素心のすすめ 運命のしくみ成功のしくみ ★ツイてる古本・元気の出る古本 ★いっぱいあります↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.03 20:25:24
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