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カテゴリ:隠れた名作&やっぱり古典でしょ
芥川龍之介・著 新潮文庫
夏になるとどうしても、新潮文庫 夏の100冊シリーズを 思い出してしまう 本日も、新潮文庫から(いまの新潮文庫の100冊シリーズには入っていません) 芥川龍之介の小説は、たぶん 高校の時「羅生門」を授業でやった時に初めて読んだ気がする その前に小学校で「トロッコ」を読んでいるはずだけど、記憶にない 高校生の時に読書に目覚めた ちょうどそんな時期だった そのせいか、授業でやったあとに あえて難しそうな「河童・ある阿呆の一生」という短編集を選んだ これは芥川の最晩年の作品集で 彼自身が精神的に病んでいた頃の作品でした これが暗くてついて行けなかった ので、そのまま芥川を読むのをやめてしまった 今思えばもったいないことをした そう思いなおさせてくれた本が この、「蜘蛛の糸・杜子春」という短編集だった この作品集は、年少文学といわれているものを主に選んでいる そのせいか、読みやすくわかりやすかった どの物語も、空想力に富 目くるめく異次元の世界へと誘ってくれる 大正時代に書かれたものとはとても思えない 今でも十分通用する、エンターティメントだ 小説のおもしろさを十二分に味わえる貴重な近代文学だと思います 芥川龍之介入門に最適かも (その他の作品を全部読んでいるわけではありませんので、断定はできかねますが) 小学校高学年から読めると思います 蜘蛛の糸改版 人気blogランキングはじめました ↓↓↓よろしくお願いします クリック↓ ↓ ↓ ★本の越後屋 最新情報 ★ツイてる古本・元気の出る古本 ★いっぱいあります!! クリック↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.17 14:16:03
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