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カテゴリ:映画
テアトル蒲田にて、『フライ、ダディ、フライ』を観て来ました。
ですがですが。映画の内容よりもまず、この映画館そのものにツッコミをいれずに入られません。 まず立地場所。100円ショップや100円お菓子屋、八百屋、ドラッグショップ、洋品店などが立ち並ぶアーケード商店街の中にあります。 ここは初めて行く映画館だったのですが、余りにも地味すぎて、知らずに歩いていたら映画館の存在には気づきません(多分)。 なぜなら一階が雑貨店っぽいドラッグショップで、まずそこへ入って、少し奥めのエレベーターまで歩かないと、4階の映画館には行けないんです。 まぁ、雑貨店のそばに映画のポスターが貼ってあるから、だいたいここなんだろーぐらいは見当がつきますけど・・・。 一方で「ホントにここか?」と疑問を持ちました(笑) 私はきょどりながら歩いていたので何とか通り過ぎませんでしたが、漫然と歩いていたらどうだったか。 そして肝心の館内。 おんぼろエレベーターから降り、チケット売り場に近づいたときの、あの昭和初期な雰囲気。 いえ、昭和初期は言い過ぎかもですが、とにかく完全に時代の波から取り残されたような場の雰囲気に、少し引きました。 窓口には誰もいなかったのですが、そばでまったりとしていた、60代くらいの女性3人のうちの一人が窓口まで回り込んで(その人が入った窓口が一気にタバコ屋ちっくに!)、対応してくれました。 映画を観るときはたいてい若いおねーさんが窓口にいるもんだと、勝手に思い込んでいた私は、微妙に違和感を抱き(失礼?でもだって、向こうもおしゃべりの片手間に受付仕事をしていたし)、あえてそれを振り払って座席に向かいました。 因みに座席指定はありません。 そこの素敵シートに吃驚!デス。 背もたれとお尻をつける部分以外はツルツルした金属打ちっぱなしのシートで、座ると背もたれも、私の脇の下にも届かなかったです。 それに、大勢人がいたら前の人の頭が気になってしょうがないだろーな。 350くらいの座席数だと思いますが、3人しかいませんでしたが。その内一人は途中で消え去りましたが。 スクリーンは十分に大きく、いい感じ。ただその前に金網の柵が張り巡らされ(有刺鉄線じゃないデス)、真ん中に禁煙の文字の看板がつけてあります(笑)緞帳には○○商店街○○店がどうとかこうとか刺繍されていて。 とにかく色々ひっくるめて(スタッフにも時代を感じたし)、レトロなんです!悪く言えば古臭いんですけど。その古さも、何となく懐かしくなるタイプのものです。 今までオシャレかどうかはともかく、大きめか新しめの映画館ばかりに足を運んでいたせいか、いかにも地元なこのテアトル蒲田のレトロっぷりには、感心半分呆れ半分。 座ってこっそり周りを見回していると、二階席の存在に気づき、あっちのがいーかも!とか思って階段を探してみることに。 一度受付のある、部屋の外まで出るしかないようなのでそうすると、まだ喋っていたおば様達に発見され、「あら、おトイレ?あっちよ、あっち!」と言われてしまいました(笑) 違うんですけど~と思いつつ「ハァすいませぇん」と情けない声を出し、おとなしくトイレへ行っちゃいました(^^; その途中で、「今回の上映では二階席はご利用になれません」の「看板」を見つけ、二重にがっかり。 こんなことなら、前の席におとなしく座ってれば良かった・・・。 しかも実はそのトイレは行ったばっかりだったんですが。おば様達がみてないときに。 そんなこんなで、観る直前はちょっと居心地悪い思いをしてしまったものです(^^;映画に感情移入できるかな~と不安でした。というかある意味ショック。 『フライ、ダディ、フライ』の感想は次に持ち越します・・・。(映画の内容はとっても良かった!←救いです♪) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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