●確定申告の深刻な話(笑)
古本屋に限らないかもしれませんが、税額に一番、影響するのは、売上と仕入額、棚卸額、経費等になります。古本屋は在庫が多くなりがちなので、棚卸額も重要です。古本屋は、規模を大きくするか、チェーン展開しない限り、あまり儲かりません。開業後、最初の数年は、課税される所得金額に目が取られていて、所得金額の数字をあまり意識していませんでした。違法なことはもちろんしてはいけませんが、計上できる経費等は計上しないと、借金しないと税金が払えない状況に陥る可能性もあります。小規模な古本屋にとって負担が大きい税に健康保険税があります。健康保険税は所得金額の数字をもとに決められています(年金の免除基準も)。利益があまり出ていないにも関わらず、税額が多いようでしたら、一考が必要です。棚卸額等、数字の大きいところは、少し勉強して正確な数字にしないと、大きな違いになってしまいますので、注意が必要です。終ってから言うのも遅いのですが、チェックしてみてください、とわかったようなことを書いていますが、私もまだまだわからないことが沢山あります(笑)。