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本音でいこう!

★飼い主のいない猫対策★

「飼い主のいない猫対策セミナー」で学んできたこと


★不妊・去勢手術の徹底
★トイレの設置・管理したエサやり(エサやりの時間を決める)
★地域への広報(こういった活動をしていますといった内容)
★行政への報告



この4つのポイントのどれが欠けても地域猫推進・地域の理解は得られないということです


去勢・避妊手術について

これはオスメス同時進行でやっていかないと、繁殖できるメスがいなくなるとオスは違う土地へ移動してしまうそうです
そうするとその土地の方にご迷惑がかかるので、メスだけでなくオスもやっておくことが必要だそうです


エサやりについて
kimiちん実家近所では外猫さんにご飯をあげている家が多くあり、糞尿の苦情は聞いていませんが、それでもご近所への心配りとして糞で困っていませんか?糞の掃除をしましょうか?という声かけは必要なことだと言われました

現在 変装などをして夜中にこっそりエサをあげたり、去勢・避妊手術をしたりしているひとが多くいます
でもそれではどの子が手術してるのか、わからなくなることも多々あるし、いつまでたっても協力も理解も得ることはできない
最初は文句もいわれるだろうけれど、根気良く自分の活動を地域に理解してもらうべく、行政と協力し、地域のボランティアさんや大々的に活動しているNPO法人等に相談したりして、地域猫活動の資料やモデルケースの資料を集め、広報していくことが大事だということでした


公園の「エサやり禁止・犬の散歩禁止」について
公園でモデル地区と認定された場所には「公園サポーター」というのがあるそうです
その中で「緑のサポーター」「猫のサポーター」「犬のサポーター」と役割分担し、犬の散歩にはリードを付けること、犬鑑札をつけることなどの指導をすることで散歩を可能にしたり、猫のエサやりも時間と場所を決めるなど、うまくやっているようです

公園には区が管理しているところと、東京都(東京都の場合)が管理しているところがあるので、とりあえず何かあったら公園事務局に電話してみるといいようです

自分の土地以外でのエサやりについて
公団やマンション、賃貸等の場合は、地主や大家さんに活動を説明し理解と了解を得ることが大事です
自宅で庭がある場合でも、ご近所への広報と理解は大事です
糞尿被害にあわれて迷惑に思う方も出てくるかもしれないので、定期的に声かけをし、掃除のお手伝い等することが大事です

さて、東京都の福祉保険局の活動について少し書きますね
こちらでは野良猫・野良犬の保護というのは基本的にやっていません
ただし、事故等で治療が必要な場合と、生まれて間もない捨てられた仔猫は別です
健康な犬猫は引き取らない・・・それはなぜか?
引き取ればずっと面倒を見ることができない=殺処分になってしまう=動物愛護に反する行為
こういったことだそうです

データとしては
年間13000頭の可愛そうな仔猫を保護=殺処分
年間24000頭が事故死
年間600頭が事故等で怪我をし保護→治療・・・しかし引き取り手がいないと殺処分


せっかく助かった命・・・治療した命すら殺処分しなければならないという異常事態
どう思いますか・・・

現在東京都では飼い猫へのマイクロチップ埋め込みを勧めているようです
というのも、猫は犬と違って登録制ではないため、迷子になった場合見つけるのに大変な労力を使うそうです
マイクロチップが入っていれば、飼い猫なのか等情報がわかるので、もし迷子になった猫であればすぐ飼い主さんにお返しできる・・・ということです
あとは室内飼いでもいつ脱走するかわからないので、首輪と迷子札を付けておくことも大事ですね
そらくんは迷子札をつけていないので、付けようと思います


外猫を里子に出した場合の所有・責任と報告の約束を破棄された場合
これは書面できっちりと表記し、署名捺印してもらうことが大事だということです
書面がなければ何もできません
実家の居住区では、その誓約書が用意されているそうです
ネットで検索するといくつか出てきますし、そういったのを参考に自分の追加したいものを追加し、署名捺印してもらうようにするといいと思います


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