1287219 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

非常に適当な本と映画のページ

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Freepage List

Category

カテゴリ未分類

(299)

洋画

(257)

邦画

(82)

邦書

(140)

洋書

(57)

ニュース

(651)

DVD

(7676)

Comments

Favorite Blog

まだ登録されていません
2015.08.20
XML
カテゴリ:邦書

 村上たかしによる漫画。


粗筋

「星守る犬」
 山中で、ボロボロの車が発見される。車内には、男性の遺体があった。死後1年は経っていると思われた。隣には、犬の死骸があった。犬は死後数ヶ月と思われ、男性との死亡時期と差がある。捜査に当たった警察は、飼い主が車内で死亡したものの、飼い犬はそれを理解出来ないまま側に留まり、間も無く死亡したのだろう、と推測する。
 身元を証明出来るものが見付からず、遺体は身元不明のまま処理される事に。

 子犬が、小学生女子の「みくちゃん」によって拾われ、「おとうさん」の家で飼われる事となる。
「ハッピー」と名付けられた子犬は、「おとうさん」の家で育っていき、一家を見守る。
「みくちゃん」は、成長と共に素行が悪くなる。
「おとうさん」は病を患い、職を失う。職業安定所で再就職先を探すが、持病を抱えている身では思う様にいかず、職に就けなかった。
 見かねた妻は、離婚を突き付ける。
「おとうさん」は、家族も家も財産も失う羽目に。
 唯一残ったハッピーと共に、旅に出る。
 が、あるトラブルから救った少年に持ち金を盗まれる等、苦難が続出。
 乗って来た車が山中でガス欠になるが、給油も出来ない。
「おとうさん」は持病により、車内で死去。
 ハッピーはその場に留まるが、怪我を負って死亡。その直前に、「おとうさん」が迎えに来る幻想を見る。

「日輪草」
 ある町のケースワーカーが、山中で発見された「おとうさん」の遺体の処理を任される。
 ケースワーカーは、当初は「よくある話」として、淡々と処理を進めていた。が、遺体の側に犬の死骸があった事を知り、自分も昔犬を飼っていた事を思い出す。「おとうさん」の身元を突き止め、死までの経緯を調査する事になる。


楽天ブックス(large)

解説

 ごく普通に暮らしていた男性が、ふとした事で人生の歯車が狂い、普通の生活が出来なくなってしまう。
 妻から離婚を突き付けられ、自身の人生に絶望したというか、興味を失う。
「旅」を装って死に場所を捜し求めて、その希望通り死んでいった。
 表紙はやけに暖かみのあるタッチの絵なので、ページを開いていきなり「車の中で男性の遺体が発見された」といった下りになっている事には少々驚く(遺体そのものは描かれていない)。
 飼い犬の「ハッピー」を残したまま死ぬ「おとうさん」は無責任、という考えも出来なくも無い。が、何もかも失い、最早死に場所しか求めていなかった「おとうさん」からすれば、少なくとも自分より先に死ななければOK、という考えしか出来なかったと思われる。
 絵と、話の深刻度に物凄くギャップがある。劇画タッチだったら、重くなり過ぎていただろうけど。
 考えれば考える程読後感が悪くなる。








Last updated  2015.08.21 11:03:41
コメント(0) | コメントを書く
[邦書] カテゴリの最新記事



Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.