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非常に適当な本と映画のページ

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2019.02.22
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カテゴリ:洋画

「DCコミックス」のアメリカン・コミック『アクアマン』の実写映画。
「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズ第6弾でもあり、時系列的には「ジャスティス・リーグ(第5弾)」の後の出来事、となっている。
 本作では、他の「ジャスティス・リーグ」のメンバーは登場しない。
 アクアマンことアーサー・カリーを演じるのは、「ジャスティス・リーグ」に引き続きジェイソン・モモア。
 原題は「AQUAMAN」。


粗筋

 1985年。
 アメリカ東岸に位置する灯台の管理者トム・カリーは、岩場の海岸に打ち上げられた女性を発見し、救出する。
 彼女は、海底国アトランティスから逃亡した女王アトランナ(ニコール・キッドマン)だった。
 アトランナはトムの妻となり、二人の間に子供が生まれる。その子はアーサーと名付けられた。
 数年後、アトランティスの追手がアトランナの下にやって来て、連れ戻そうとする。アトランナは追手を倒すものの、自分の居所を相手が掴んでいる以上、また新たな追手がやって来て、トムやアーサーを危険にさらす、と判断し、自らアトランティスへ帰る。
 残されたアーサーは、トムに育てられる事になる。それと同時に、アトランティス王族の側近であるバルコ(ウィレム・デフォー)が秘密裏にやって来てはアーサーに武術を指南した。

 現代。
 アーサーの異父弟にしてアトランティスの王オーム(パトリック・ウィルソン)は、隣国ゼベルの王ネレウス(ドルフ・ラングレン)と同盟を結ぶ。
 オームは、海を荒らす地上人に戦争を仕掛けようと考えていた。海底全ての軍事力を動員出来る様、海底の七つの国を支配する「海の覇王(オーシャンマスター)」になる、という野望を抱く。

 一方地上では、アーサーはアクアマンとしてデイビット・ケイン(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)率いる海賊を撃退していた。故郷に戻り、トムと盃を交わす。その帰り、突如発生した大津波に二人は襲われる。アーサーは無事だったものの、トムは溺れて、意識を失う。トムは、ネレウスの娘である王女メラ(アンバー・ハード)の超能力によって一命を取り留める。
 メラは、オームの暴走を止めるにはアトランティス王の血を引くアーサーが王になるしかないと訴る為、秘密裏に海底からやって来たのだった。
 アーサーは、アトランティスに戻った母親が裏切り者として処刑された、という話をバルコから聞いていて、アトランティスと直接関わりは持ちたくない、と思っていた。が、父親の命を救ってくれたメラの懇願を無視する訳にもいかない。渋々メラに連れられて、アトランティスへ向かう。二人をを迎えたのは、バルコだった。
 バルコは、アーサーが王になる為には、初代アトランティス王アトランが持っていた伝説の矛トライデントが必要だと説明する。その直後、アーサーはアトランティス兵に捕まり、オームの下へと連れられる。
 アーサーは、オームに対し、地上への侵攻を中止するよう決闘を申し込む。伝統に則り、アーサーとオームの決闘が始まるが、アーサーは劣勢に陥ってしまう。そこにメラが助けに入り、二人は死を偽装して地上へ逃亡する。
 アーサーとメラは、かつてアトランティスが地上にあった頃に栄えていた王国の跡地であるサハラ砂漠に行き、トライデントの在り処のヒントがイタリアにある事を突き止める。イタリアに到着した二人は、次の目的地が七つの海底国の一つ・海溝の王国にあると知るが、そこにオームから武器を渡され、ブラックマンタとなったケインが強襲する。何とかケインを撃退した二人は、海溝の王国を目指す。

 異母兄のアーサーを決闘で負かし、名実ともにアトランティスの王となったと宣言していたオームは、脅迫により魚人の国を傘下に収めた。次の目標を甲殻類の国に定める。甲殻類の国を屈服させれば、海底の国々全てを支配出来る事になっていた。

 海溝の国に辿り着いたアーサーとメラは、地球の核に近い「隠された海」を発見する。そこで二人は、海溝の化け物の生贄になって死んだ、と伝えられていたアトランナと再会する。アトランナの導きで、アーサーはトライデントを守る伝説の怪物カラゼンと対峙。
 アーサーは、カラゼンに殺されそうになるが、その時点でアーサーはカラゼンと意思疎通出来る事が明らかになる。海の生物と意思疎通出来る能力は、子供の頃から持っていたので、アーサーにとってはごく当たり前の事だった。が、この能力は海底に住むアトランティス人でも持っていない特殊能力で、これまではアトランティスの初代の王アトランしか持っていない、と思われていた。
 カラゼンと意思疎通が出来たアーサーは、トライデントを手に入れる事に成功した。

 オーム率いる同盟軍と、甲殻類軍が激突する。勝利を確信するオームの前に、トライデントを手にし、カラゼンを従えたアーサーが現れ、海の生物と共に両軍を圧倒する。
 アーサーとオームは再び決闘する事となり、今度はアーサーが勝利する。
 アーサーは、海底国の王らに、真のアトランティス王として認められる。これにより、地上と海底との間で戦争が勃発する事態は回避された。



感想

 DCコミックスに於いては、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン等にも引けを取らない古参のキャラの一人だが(1941年に初登場)、これまで映像化されてこなかったアクアマン。
 水中が舞台になるので、映像化すると制作費が嵩むからだったと思われる。
 その問題も、CGの進化により漸く克服されたらしい。
 アメリカコミックスの実写版らしい、スケールの大きいスペクタクル作に仕上がっている。
 スペクタクルになってしまったからか、クライマックスになかなか到達しない。退屈こそしないが、間延びしている印象を受けた。
 当然ながら、上映時間も結構長め。アメリカコミックスは本来子供向けで、実写版も子供による観賞を想定している筈だが、本作では子供が観ている途中で眠ってしまいそう。

 アクアマンの生い立ちや背景が分かる様になっていて、また他のジャスティス・リーグのメンバーらが登場せず、他のシリーズ作と無理矢理繋げようともしていないので、単独で観ても充分以上に楽しめる。
 無論、DCコミックスについて、ある程度の事前知識を持っていないと、何が何だか分からなくなるだろうが。

 本作では、海の底には地上の人間が想像する以上の文明がある、という事になっているが……。
 海底の調査は、火星や月面の調査程にも進んでいないのが事実だとしても、受け入れ難い。
 壮大なファンタジーとして受け入れなければならない。

 アクアマンの身体能力が、普通の人間をはるかに上回る事が、本作で判明。
 流石にスーパーマン程不死身ではない様だが、ロケットランチャーから放たれたロケットの直撃を受けても「痛い」程度で済ませられるとは知らなかった。
 海底人が皆ここまで強靭なのかは不明。

 本作では、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、ドルフ・ランドグレン等、結構著名な俳優がサポート役として登場。
 主演のジェイソン・モモアが、まだあまり認知度が高くないので、それを補う為らしい。
 本作により、ジェイソン・モモアの認知度はかなり上がりそう。

 ニコール・キッドマンがこの手の娯楽映画に出るとは正直思わなかった。
 重大な役割を演じ、アクションシーンもそれなりにこなしている様に映った。
 50代とは思えない。

 ウィレム・デフォーは、トビー・マグワイヤ主演のスパイダーマンシリーズでグリーンゴブリンを怪演していたので、DCコミックスの映画に出演した事に関しては驚きは少なかったが、それでもここまで大人しい役を演じるのは観た事が無い気が。
 こういう役も演じられたのか、と失礼ながら思った。

 ドルフ・ランドグレンの役割も、これまで演じていた役柄からすると、大人しい。
 アクションシーンには一切絡まない。
 何故こんな役を引き受けたのか、と思う。
 というか、制作者らは何故ドルフ・ランドグレンを起用しよう、と考えたのか。

 アクアマンは、コミックスでは上半身がオレンジで、下半身がグリーンの特徴的なコスチュームになっていた。
「ジャスティス・リーグ」ではそうでなかったので、実写版はコミックスにそこまで忠実にしない事にしたのか、と思っていたが……。
 本作のラストで、アクアマンがコミックスと同様のコスチューム姿で登場。
 こういう流れになっていたのか、と妙に納得。

 アクアマンに関しては、本作でやり尽くした感があるので、今後単独での続編映画が制作されるのかは分からない。
 伏線は残しているが、それだけでまた映画を制作するには不充分な気がする。








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Last updated  2019.02.22 23:34:36
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