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2020.01.04
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カテゴリ:洋画

 アメリカのスペースオペラ『スター・ウォーズ』シリーズに於ける実写映画本編の第9作品目。
 レイを主人公とする続三部作(シークエル・トリロジー)の第3章『エピソード9』に当たる。
 また、旧三部作と新三部作を合わせた合計9本の「スカイウォーカー・サーガ(英語版)」を締めくくる完結編でもあるとされている。
 監督は、続三部作の第1章「フォースの覚醒」を手掛けたJ・J・エイブラムス。


粗筋

 30年前に死んだ筈の銀河帝国皇帝パルパティーンが、実は生きている、という噂が銀河を駆け巡る。
 銀河帝国の残党から強大な武装組織へと成長したファースト・オーダー。その新指導者となったカイロ・レン(アダム・ドライバー)は、真偽を確かめる為、奔走していた。
 カイロは、自分こそ銀河の支配者に相応しいのであり、今更パルパティーンの亡霊に邪魔されたくない、と考えていたのである。
 シスのナビゲーター(ウェイファインダー)を手に入れたカイロは、星図に載っていない惑星エグゼゴルへ向かう。そこには、シスの古代寺院があった。
 古代寺院では、パルパティーンらしき肉体が機器により生かされていた。その肉体は、カイロに語り掛ける。ファースト・オーダーを裏から操り、カイロをダークサイドへと誘ったスノークを作り上げたのは、自分である、と。
 カイロは自らの意思でスノークを倒し、新指導者としてファースト・オーダーを率いていたと信じて疑っていなかったが、それも全て自分の思惑通りだった、と肉体は語る。
 カイロは激昂し、肉体を破壊しようとするが、肉体は極秘に建造を進めていたスター・デストロイヤーの大艦隊の存在を明らかにする。自分の要求を呑めば、この大艦隊はお前のものだ、と。
 その要求とは、レイを探し出し、殺す事だった。

 一方、レイ(デイジー・リドリー)は、レジスタンスの指導者であるレイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)の下でジェダイとしての修業を続けていた。
 フィン(ジョン・ボイエガ)とポー・ダメロン(オスカー・アイザック)は、ファーストオーダー内部に潜入しているスパイから、ある情報を受け取る。
 パルパティーンが惑星エグゼゴルで生きているというものだった。しかし、情報はそれだけで、星図には存在しない惑星の行き方までは分からない。
 レイは、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が残したノートにより、シスのウェイファインダーさえ手に入れればエグゼゴルに行く事が出来る、というのは知っていた。それについてレイアに話すと、レイアは惑星パサーナの協力者が手助けをしてくれるだろうと告げる。
 レイ、フィン、ポー、チューバッカ、BB-8、C-3POは、惑星パサーナへと出発した。
 惑星パサーナで、一行は反乱軍の将軍で、レイアとは旧知の間柄であるランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)と出会う。ランドはシスのウェイファインダーの手掛かりがありそうな場所を指摘した。

 カイロは、フォースの繋がりを通じてレイの居場所を突き止め、そこへ出向いた。

 レイ一行は、ランドが示した場所に到着。帝国から重要情報を盗み出したオーチという人物の宇宙船だった。宇宙船には、ウェイファインダーの隠し場所をシスの言葉で示したダガーナイフがあった。
 数百万の言語を理解出来るC-3POなら、直ぐ読めると思われたが、シスの言語を翻訳する事はプログラム的にブロックされ、出来ない、とC-3POは告げる。
 そこへ、カイロが現れる。
 レイは彼と対決するが、その隙にダガーナイフを奪われてしまう。
 レイ一行は、ダガーナイフを手に入れられないまま、惑星パサーナから逃走する。
 ウェイファインダーを手にする手立ては完全に失われてしまった、と思われていたが、C-3POの記憶装置に、ダガーナイフの言葉が残っていた。
 それを引き出す為、ポーは惑星キジミへ行く。惑星キジミには、ポーの昔の仲間がいた。彼らの助けにより、C-3POの記憶から、ウェイファインダーのある在処を引き出す。惑星ケフ・ビァにある、との事だった。
 その時点で、レイはカイロと再会。
 カイロは、レイの正体を、彼女に教える。
 レイは、両親に幼い頃捨てられ、苗字は無いと思っていたが、実は、彼女はレイ・パルパティーンだった。皇帝パルパティーンの孫娘だったのだ。レイの両親は、皇帝に娘を渡すべきでないと考え、娘を惑星ジャクーに隠した後、居場所を教える事を拒否された皇帝に殺害されていた。、
 ポーとフィンとチューバッカは、ファースト・オーダーに捕らわれ、処刑を命じられる。そこに現れたのは、カイロ・レンの副官の役割を務めていたハックス将軍だった。ハックス将軍は、ポーらを解放。
 何故こんな事を、とポーが唖然としていると、ハックス将軍は言う。パルパティーンが惑星エグゼゴルにいるという情報を流したスパイとは、自分だ、と。ハックス将軍は長年ファースト・オーダーに忠実だったが、カイロ・レンと対立している内に、レジスタンスに積極的に協力したくはないものの、カイロ・レンをとにかく邪魔したい、と思うようになっていたのだ。
 レイ一行は、ハックス将軍の助けもあり、惑星キジミから脱出する。
 ハックス将軍は、レイ一行に抵抗され、怪我を負ってまで阻止しようとしたが逃げられてしまった、と弁解するが、上官であるプライド元帥にそんな猿芝居は通用せず、スパイとして処刑されてしまう。
 
 レイ一行は惑星ケフ・ビァに到着。
 レイは、海に横たわるデス・スターの残骸にウェイファインダーがあると考え、そこへ向かう。
 皇帝の玉座の間で、ウェイファインダーを見付けるが、カイロ・レンが姿を現す。彼は、レイが見付けたウェイファインダーを破壊した上で、パルパティーンに彼がとって代わる手助けをしてほしい、とレイに頼む。
 自身がパルパティーンの血を引いていると知ってしまったレイは、一瞬迷うが、カイロとライトセイバーを交えて戦う。
 カイロがレイを圧倒し掛けた時点で、カイロは母親であるレイアの声を聴く。レイアが、フォースの力で、遠く離れた惑星から息子に話し掛けたのだった。
 カイロが気を取られた隙に、レイは彼に致命傷を与える。
 カイロはそのまま死ぬかに見えたが、レイがフォースを使って傷を治し、蘇生する。
 レイは、カイロの戦闘機を奪い、ルークの零体がいる惑星オク=トーへ逃れる。
 一方、残されたカイロは、父親ハン・ソロ(ハリソン・フォード)の記憶と語り合う。ベン・ソロとしての自分を取り戻し、ダークサイドの象徴である自身の赤いライトセーバーを海に投じる。
 レイアは、それを見届ける様に、息を引き取った。

 惑星オク=トーに到着したレイは、ルークと同様、身を隠して一生を終える覚悟を決める。
 パルパティーンの血を引く者が、世に出てはならない、と。
 その時、ルークの霊体が現れ、レイに告げる。お前は自分と同じ過ちを犯すべきでない、パルパティーンと対決して倒すのがお前の運命だ、と。
 ルークの霊体の導きで、レイはレイアのライトセイバーと、ルークの旧型のXウイングを手に入れる。
 レイは、カイロが持っていたウェイファインダーを使い、エグゼゴルへ向かった。その際、レジスタンスが後を追える痕跡を残す。
 シスの古代寺院で、レイは祖父であるパルパティーンの肉体と対面。
 肉体は、お前の両親を殺したのは我だ、その憎しみの心を抱いたまま我を殺せ、そして女帝として銀河を支配しろ、と嗾ける。
 そこへ、ベンが現れ、二人でパルパティーンと対決するが、パルパティーンは彼らの力を吸い取り、復活する。パルパティーンはベンを地の底に突き落とし、レイも殺そうとする。レイは、ルークとレイアのライトセイバーを使い、パルパティーンを倒すが、力を使い果たし、命を落とす。地の底から這い上がったベンは、フォースの力を使い、レイを蘇らせる。ベンは、レイが息を吹き返したのを見届けると、そのまま倒れ、消滅する。
 一方、レイが残した痕跡を辿ってエグゼゴルにやって来たレジスタンスは、苦戦しながらもパルパティーンの艦隊を壊滅させた。

 全てが終わった後、レイは惑星タトゥイーンにあるラーズ夫妻の住居跡を訪れる。ルーク・スカイウォーカーが育った場所だった。レイは、レイアとルークのライトセーバーは住居跡の敷地に埋めた。通りがかりの者に名を聞かれて、彼女は「レイ・スカイウォーカー」と名乗る。



感想

 本作では、旧三部作の最終章で死んだ筈の皇帝パルパティーンが再登場。
 ベイダーに殺されたパルパティーン本人ではなく、クローン技術で再生された別の肉体であるらしい。
 スターウォーズの世界では技術が進んでいる為、これくらいは有り得なくも無いが、シリーズ最大の敵がこうも簡単に復活出来てしまうと、またどこかで復活するんだろうな、という疑念は拭えない。

 復活するパルパティーンだが……。
 やる事が、30年前と全く同じ。
 強力な兵器(デス・スター)を作り上げて、恐怖により銀河を支配する、という計画は失敗したのだから、次は全く別の方法で銀河を支配してやろう、という発想は浮かばないのか。
 スターウォーズの世界を観る限り、中央集権的な帝国やファースト・オーダーでも、辺境の惑星にもなると完全に掌握する事は出来ず、地元住民が好き勝手にやって下層の民を虐げている印象がある。
 巨大な人工衛星や大艦隊を建造する兵站、経済力、そして組織力があるなら、全銀河を巻き込む一大公共事業でも始めて、何百億の民を雇用し、満足に生活出来る様にすれば、恐怖なんかに頼らなくても、民は熱狂的に帝国やファースト・オーダーを支持するだろう。無論、レジスタンスや共和国等目もくれなくなる。
 何故「前回の巨大兵器は失敗に終わったから、次はより大きな兵器を作ろう」という発想に走ってばかりいるのか。
 仮にまた復活するなら、今度はもう少し頭を使って銀河を支配してほしい。統率力はあるのだから、良い方向に向かえば、寧ろ偉大な皇帝になれるだろうに(帝国やファースト・オーダーが強大な勢力になれたのも、巨大兵器の建造により莫大な雇用を生み出し、一部から熱狂的に支持されている、という映画では取り上げられていない功績があるのかも知れないが)。

 レイの正体は、パルパティーンの孫娘、という事実が本作で明らかにされる。
 フォースの力がやけに強いので、それなりの家系なのでは、という思いはあったが、パルパティーンの血を引いている、という展開になるとは予想していなかった。
 展開としては強引過ぎるのでは、と思わないではない。パルパティーンに普通に息子夫婦がいて、更に孫もいた、という所帯めいた様子は、旧三部作・新三部作では全く匂わせていないし、続三部作でも第二章までは「レイの両親は何でもない普通の人間で、酒代欲しさに娘を売り飛ばした」という設定になっていた。
 ただ、最終章に持って行くには止むを得ない措置といえる。

 レイは、続三部作では疑いなく主人公だが……。
 魅力的な主人公か、というと疑問が。
 ルーカスフィルムを買収したディズニーが、「我々ディズニーは女子を主人公とする3Dアニメを制作する事で大成功を収めてきた。スターウォーズでも、女子を主人公にすれが大成功を収めるだろう。スターウォーズシリーズとはあまり縁が無かった女性の鑑賞者を掘り起こせるし、腐ってもスターウォーズなんだから、これまでの男性ファンは文句を言わずに観てくれる」という甘い観測で設定されたキャラとしか映らない。
 レイを全く登場させず、ベン・ソロがライトサイドとダークサイドの狭間で苦悩しながらダークサイドを負かしていく、といった模様を描いていた方が、女性の市場開拓は無理でも、昔からのファンからは支持されていたと思われる。
 万人向けを目論んで、万人から支持されないのは、皮肉。

 スターウォーズシリーズは、登場人物が多い為、一作で重大な役割を果たしていた登場人物が、次の作品では殆ど登場しない、というのも多い。
 第二章でフィンと共に大活躍したローズは、本作ではポツポツと顔を出す程度に留まっている。ローズの受けがイマイチだった為(演じていた女優ケリー・マリー・トランは東洋系という事で起用されたと思われるが、お世辞にも美人とは言えなかった)、止むを得ない措置だったのだろうが、ここまで雑な扱いをされると、ちょっと同情してしまう。

 続三部作の第一章と第二章でファースト・オーダーのトップに近い人物だったハックス将軍も、本作ではプライド元帥という人物が登場する運びになった為、お役御免となってしまったらしく、レジスタンス側に通じるスパイという地位に蹴り落され、呆気無く処刑されてしまっている。
 第一章では新共和国の中枢を殲滅するという悪行を指揮する程だったのに、何故ここまで落ちぶれてしまったのか。

 続三部作では、第一章で旧三部作の主人公の一人だったハン・ソロが死ぬ。
 第二章では、ルークが死ぬ。
 第二章公開時では、第三章でレイアが死ぬのが自然の流れとなったが、第二章公開直後に、レイアを演じていたキャリー・フィッシャーが急死。
 第三章は、レイアというキャラは生きているものの、演じている女優が死去しているという事態をどう打開するのかと思っていたが……。
 続三部作の撮影で使われなかったシーンを編集して、レイアを作品の後半まで登場させる、という離れ業を成し遂げている。「実はキャリー・フィッシャーはとうの昔に死去している」という事実を知らないまま本作を観終える観客も多かったのではないか、と思ってしまう。
 ここまで編集出来るという事は、映画制作では日の目を見る事無くカットされるシーンは多い、というのが分かる。

 復活したパルパティーンと、裏から操っていた武力組織ファースト・オーダーを倒した事で、銀河には平和が戻った、めでたしめでたし、で終わっているが……。
 果たしてめでたしめでたしなのか、疑ってしまう。
 エピソード6でダースベイダーと皇帝をレジスタンスが倒した時は、レジスタンスにはリーダーが何名もいて、、銀和共和国がここから構築されていくんだな、と予感出来た。実際、エピソード7では、一応銀河共和国が成立した事になっている(ファースト・オーダーにより呆気無く壊滅させられるが)
 が、今回、ファースト・オーダーこそ倒せたが、勝利したレジスタンスが銀河に秩序をもたらせる体制を構築出来るか、というと疑わしい。
 レジスタンスの主要メンバーは前作で描かれた戦いで死亡しており、本作では唯一生き残っていた長老的な存在のレイアが死去。経験が浅く、カリスマ的とはお世辞にも言えないポーが、「将軍」に祭り上げられるくらい人材が不足している。
 レジスタンスが銀河を纏め切れず、各惑星がそれぞれ好き勝手にやり、一つの「共和国」となる事無く、無数の勢力が互いに争う戦国時代に突入し、それが永遠に続く、という展開になりそう。
 その模様が描かれる作品の制作は有り得なさそうだが。

 本作は、40年にも及ぶシリーズの最終章、という事らしい。
 ルーカスフィルムを買収し、スターウォーズフランチャイズを手に入れたディズニーは、続編を制作し続けるつもりだったが、制作費の割には興行収入が見込めず、鑑賞者の評価もイマイチだった為、打ち止めにするのが適切と考えたらしい。
 本作の続編こそ制作されないものの、サイドストーリーやスピンオフは様々な媒体で公開されるので、シリーズが完全に終わる、という事ではなさそうである。









Last updated  2020.01.10 16:12:50
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