2007/11/26(月)06:40
詩人
この間、本屋に行って、何げに買ってしまった。
金子光晴という人は詩人である。
なんだか、ちょっとおもしろく感じられた。
・・あかせない秘密が
君にあっっても
僕に、ふるい
むかしがあっても、
シャボンでながせば
さらりとなって、
君も、僕も
新品同やう。・・
この詩人の人生には、いくつかの局面があって、時間が流れていたわけである。
その間、ずーっと詩人であり続けたわけだ。
詩人だから詩を書くのではない。
詩を書くから詩人なのだ。
だから、あなたも詩人。
おやぢも詩人。
ちょっと変かなぁ。
(注)おやぢには詩はかけませんでした。
だから、おやぢはまだ詩人ではないのかも。
清岡卓行編 『金子光晴詩集』、岩波文庫