2020/03/02(月)07:51
こころに栄養を・・?^^
詩人と言われる人は。さすが・・と。初めて。思わせてくれたのが。
現代抒情詩の第一人者・辻征夫(つじ ゆきお)。
亡くなって早や20年。かの国民的詩人・谷川俊太郎をして。「魂から言葉を取り出す魔術師」と言わしめた人。
たとえば。
きみのなかに残っているにちがいない
ちいさな無垢をわたくしは信ずる
それがたとえ蟻の涙ほどのちいささであっても
それがあるかぎりきみはあるとき
たちあがることができる
世界はきみが荒れすさんでいるときも
きみを信じている
こんなのが。てらいもなくサラッと出てくる。いわゆる詩的な表現を好まず。自身の生き方の言葉で書いていたという。
今少し長命であったならば。
どんな言葉を。さらに紡ぎ出していただろう。
意外かもしれませんが。
こう見えても??
おやぢは。割と詩が好きな人間です^^