2006/06/29(木)20:42
学校説明会 その2
娘達の学校で、高校の学校説明会が開催された話は先日書きましたが、
その時の子ども達の様子で気になる事がありました。
学校説明会は、蒸し暑い体育館で、途中2回ほど休憩があったものの、2時間半ほどかかりました。
でも、子ども達は無駄話をする事無く、態度はわりと良かったと感じました。
今、公立の学校では荒れているところが多いと聞きますが、
娘達の学年は全体的に落ち着いていて、成績も隣接する中学の中では上位の方です。
でもね、100名近い生徒がいると、やっぱりいるんですよね、ちょっとはみ出してしまう子たち。
説明会に来られた高校の先生の目に付かないようにか、その子達は一番後列に座っていました。
なので、保護者席からは、すごく目に付いたのですよね。
みんなが半袖の制服を着ている中、その数人の男の子達はこの蒸し暑い中で
長袖のシャツを着ていました。
袖のボタンをはずして、胸元のボタンも開けている。髪の色が赤い子もいる。
保護者席からは見えなかったけど、ピアスの穴を開けている子も数人いるらしい。
あるママが思わず、『このクソ暑いのになんで長袖なの~?』
隣にいたママが『カッコつけてるつもりやろ~。』
一同 『へ~っ、全然カッコ良くないやんね~。暑いだけやろう。親は何にも言わんとやろうか?!』
そう、親は何も言わないの??
だいたいそういう親達の言い分は、
『言っても聞かない。』『もう大きいから本人の自主性にまかせている。』
私も学生の頃は、親や先生に反抗もしたし、校則違反だってやってましたよ。
だから、ほどほどの事は理解できるつもりだけど、でも、まだ中学生でしょ?
親に養ってもらって、学校で教育を受けているのだから、もうちょっとどうにかならないのかしら?
親はもっと毅然とした態度で子どもに接するべきだと思う私って古いのかしら?
救いなのは、子ども達のほとんどは、その子達を “カッコわる~~!” って思っている事。
ホントは、他にも髪の赤い子がいたけど、みんなから
『その頭みっともないから学校説明会までに黒くしてきて!
高校の先生にみんなが、だらけていると思われるのはイヤだから!』と
責められ、当日だけスプレーで黒くしたとか…。
学校説明会は生徒がいろんな高校の情報を知るための行事だけど、
高校の先生が、それぞれの中学の情報や雰囲気を知り、推薦入学などの資料とする為でもあるのよね。