明日は明日の風が吹く…

中体連まであと2ヶ月あまりとなった息子、このGWも野球三昧の毎日です。

例年GWには県内の野球部がほぼ全部参加する大きな大会が開催されています。

練習試合ではそこそこ勝てるけど、公式戦となると勝ちから遠ざかっている息子達のチーム。

毎日頑張っているから、今度は何とか1勝をと親も子ども達も願っていました。

初戦は、1-0で辛勝。

私は都合で途中からしか応援できなかったけど、勝った瞬間はまるで優勝したかのようでした。

そして、2回戦。

以前から強豪と評判のチームだったので、コールド負け…なんて事にならなければいいけど…

と心配しましたが、7回終了時で2-2の同点。（軟式なので、7回までなんです。）

延長戦に突入し、もしかして勝てるかも？！と期待しましたが、

最後は力及ばす、2-4で惜敗しました。

でも、冬場のトレーニングを越し、みんな逞しくなったように感じました。

でも、でも…うちの息子、勝っても負けても浮かない顔してます。

だってこの数試合全くヒットが出てないのです。

守っても打ち取ったと思ったゴロが目の前でイレギュラーしたりと…、

まさにドツボにはまってます。

2回戦ではあまりの調子の悪さに監督に

『これ以上やってもみんなに迷惑かけるから、誰かと代えて欲しい。』と直訴したそうです。

でも、監督の返事は、『誰もお前の代わりはできない。』

そして試合終了後には、『調子の悪い中、よく最後まで頑張ったな。』と。

なかなかスランプを脱せないでいる息子を見ているのは辛いけど、

打てなくても、エラーしても使い続けてもらっているのは、きっと監督は

息子が自分でこの山を乗り越える事を期待してくれていると思うのです。

それに、自分から『代えて欲しい。』なんて、この少人数のチームだから言える事。

もっと大所帯で、1軍2軍3軍とかあるチームだと、みんなレギュラーの座を勝ち取る為に必死で、

もっと貪欲に練習をして技術も心を鍛えているはず。

コーチ役のお父さんにも『いいセンスしてるから、後は気持ちだけだと思うけどね～。』って

言われました。

そうなんです、うちの息子態度大きい割には心臓小さいみたいで、一つエラーすると、

『また、エラーするかも？』とネガティブに考えて、ますます体が硬くなるみたいなんです。

『一つエラーしたら、そこで悪い運を使いきったから後は大丈夫、って思うでしょ？』という

ポジティブ思考の娘のお気楽さをちょっと分けてあげて欲しいものです。


今日は大会負けたチーム同士での練習試合で、相変わらずヒットは出ず、ノーヒット記録が

10数打席に延びたみたいだけど、ショート深めの難しいゴロをうまくさばいてちょっとホッ。

まだまだ長いトンネルを脱せずって感じだけど、頑張れ～！です。