|
カテゴリ:わたしの事
東北地方太平洋沖地震で被災なさった方々へ心よりお見舞い申し上げます。
地震が起きてから1週間。 被災した地方の惨状をTVでみるたびに何も出来ない事に胸が苦しくなります。 お亡くなりになった方々やそのご家族、寒く不便な避難所で生活されている方々の事を思うと、 被災地から遠く離れた九州で今までと変らない生活、食事をしながら 暖かい部屋でこうしてPCに向かっている私は本当に申し訳ない気持ちで一杯です。 今の私に出来る事は何なのか? 義援金? 献血? 支援物資を送る? 支援物資を送ることについては、先の阪神大震災の時の教訓が活かされたようで うちの県ではいち早く数日前から県庁に窓口が設けられ、 提供してもらう物を限定(毛布や飲料水、オムツや粉ミルクなど)しての受付が始まっていました。 (この持ち込まれた物資の分別の為に100人のボランティアを募集したところ、 アッという間に集まったそうです。) ただTVを見ていると、被災地の本部までは届いても道路状況が悪かったり、 避難場所や人数がまだ全部は把握されてないようでなかなか末端までは届かず、 倉庫に溜まりつつあるらしい…。 だったら今慌てて持っていくより、これから先の状況を見てからの方が良いのか…? 献血も同じく…日本赤十字社は 『全国の献血者は増えており、血液量は安定的に確保。血小板の有効期限は4日間と短いことから、 献血が一時期に集中して血液を無駄にすることがないよう、継続的な献血を呼びかけている。』 とのこと。そう、それに一度献血すると一定期間は献血できないんですよね。 だったら、献血もこれからも様子を見ながらの方が良いのか? 義援金、これはすぐにOKでしょう。私も少しですが楽天銀行から送りました。 壊滅的被害を受けた街、鉄道・駅、公共機関、そして人々の生活 これらを再建するには膨大な費用が要ると思います。 たくさんの方の善意が早く被災者の元へ届く事を祈ります。 あと、TVやネットを見ていて感じたことは… まずは皆さん冷静になりましょう~、という事でしょうか。 今の日本、ほとんどの人が被災地の為に何かしたいと考えていると思います。 特に西日本の人は、地震や停電、買占めの影響もほとんどなく、今までの生活を送っている分、 被災地の人がこんなに大変な時に自分達だけがこんなに普通に暮らしていて良いのか? 私達にも何か出来るんじゃないか?とか考えていると思います。 だからこそ、その気持ちに付け込んだ悪質なチェーンメールが回ってきても 安易に信じてしまうのでしょう。 でもね、そんなこと普通に考えれば高校生のうちの息子でも簡単に分かることですよ。 被災地の皆さんが安否確認の為の携帯やメールが少しでも繋がりやすくなるように 無駄な電話やメールは控えましょう、と各機関が訴えている時に、 そんなチェーンメール回すわけないじゃないですか。節電が大切なんてみんな分かってます!って。 たとえ西日本の電力を東日本へは送れないって分かっていても、 被災地の生活を思うと、自然と節電してますよね。 首都圏での買だめも、大人が冷静な判断をすれば避けられることじゃないのかな。 こちらは停電もないしガソリンも灯油も普通に買えるので簡単に言えるのかもしれませんが、 見ていてちょっと暴走しすぎじゃないですか?と思わずにはいられません。 首都圏に住みながら『生活物資が買えません~。誰か送って~』とブログで訴えていた人が いたのには驚きでした。 あと、ブログに『自分の子どものサイズアウトした服を送りたいけど、どこの送れば良いの?』と 書かれていた方がいました。 個人的に親戚や友人の譲るなら良いでしょうが、今の状況ではNo Thank Youでしょう~。 節電を呼びかけるチェンメを回して『節電するんだから良いだろう?!』と 開き直っている方もいました。でもそのチェンメ回す為に無駄に電気・回線使ってますよね。 みんな被災地を応援したいと思ってます。 ただ声を大きくして応援するだけが応援ではないと私は考えます。 淡々と普通に生活をする。今まで通り買物をし、ガソリンを入れ、仕事をする。 そしていつもより少し節約をして義援金を送る。 復興には長い年月がかかると思います。それには息の長い支援が必要でしょう。 普通の生活を続けることで日本の経済を少しでも安定させることが 被災地への支援にもなると思います。 みなさん、変なチェンメやデマに惑わされないようにしましょうね。 そして、息切れしないように応援していきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[わたしの事] カテゴリの最新記事
|