嘘と秘密。。
愛する者と嘘と秘密愛する者に対しては嘘も秘密も許されない?もし嘘をつくなら「永遠の嘘」をつくべきである。「永遠の嘘」は真実を知らぬものにとっては真実となる。嘘をつかない方法で『秘密を守る為の手段』には『沈黙』というものがある。愛する者にとってはすべてを知っていたい。すべてを知ってほしい想いが存在するだろう。聞かれないことは話さない。これも沈黙に値する。「永遠の沈黙」は「永遠の嘘」と同意し、知りえなければ何もない。どちらも『永遠』でなければならない。それができないなら嘘も秘密も愛において存在するべきでない。知りたくないことは聞かない。見たくないものは見ない。そんな愛も知っている。ただ、私は愛する人のすべてを知っていたい。聞かれたことに答えない沈黙。準備が必要な嘘と比べ、即時に利用できる手軽さから気軽に用いられがちな沈黙。人はただ口を引き結び、笑顔と似た顔を作って沈黙するのだ。しかしその場合の沈黙とは全くの『無』ではなく、その行為自体が一つの情報である。そこに真実があることを知りながら真実を知ることができず闇を彷徨う。沈黙の使用方法に於ける最大の愚策が『既に始めてしまった嘘』の途中で『沈黙』する事であるという。愛とはお互いを想うものでありたい。関心を示すことがなくなれば愛とは呼べないのかもしれない。関心を示すことは、ただのエゴかもしれない。私は今・・・あなたのすべてを知っていたい。