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カテゴリ:ひとりごと
長女は昨日から、今日の母の日にやりたい事があった。
「パパと一緒にお買い物に行って ママの大好きな花を一緒に選んで パパと一緒に植えたい。」 でも主人は毎日遊んで帰りが遅い。 平日も休日も長女の起きている時間に帰った事がない。 朝は長女が学校へ行く時間でも寝ている。 だから約束をする機会がないから、 昨日の夜、長女は今日のことをお手紙に書いて寝た。 そんな長女の気持ちを知ってか知らないのか、 主人はやっぱりいつものように朝から遊びに出かけてしまった。 私はつくづく何てバカな男と結婚してしまったのかと悲しくなった。 子どもが小さかった頃、父親とのふれあいが大切な事、 そして家族そろって出かけたり、遊んだり、 そういうことが大切なのだと何度も話して、 昔は家族サービスもしていた主人。 でも生まれ育った環境って大きい。 いつの間にか、仕事以外の時間は自分だけのために使う人に戻っていた。 ただ、お金が貯まると旅行へ連れて行ってくれるから まだ許せるんだけど・・・ 朝起きて、主人がいない事を知った長女は泣いた。 そんな姿、主人に見てもらいたい。 私は長男と次男の塾などで忙しくて、 一日バタバタ過ごしていた。 夕方、長女が 「これ、ママにあげる。母の日のプレゼントよ」 と言って、私にかわいい封筒をくれた。 その中身は 右の小さい封筒の中には種が入っていた。 ヒミツの場所で取ってきたらしい。 「どんなお花が咲くのかは内緒。ママの好きなピンクだよ」 そしてかわいいシールが貼ってあるガム。 どうしたのかと聞くと、 「水曜に○○ちゃんと駄菓子屋に行った時に買ったんよ」 そういえば私が出かけていた時に電話がかかってきて、 自分のおこづかいを持って行くから駄菓子屋に行っていいかと 言っていたんだよな。 うちの子供たちには親戚がいないから お年玉をもらう事がない。 小学生の長女にはおこづかいをあげていない。 お手伝い1回に付き10円をあげている。 長女はそのお手伝いの10円を貯めた貴重なお金で買ってくれていた。 そんなにたくさん持っていないから、 その時はきっと自分のお菓子は買えなかったんじゃないのかなあ。 「大丈夫。20円のガムを買ったよ。 ○○ちゃんがジュースを分けてくれたから嬉しかったよ」 そう言ってニコニコ笑う長女の優しさが私は嬉しかった。 この子はただ私の喜ぶ顔を見ることが嬉しいんだろうな。 私は嬉しくて嬉しくて、 思いっきり長女を抱きしめた。 そんな姿を見ていた中2の次男。 無言で自分の部屋に行ってしばらく部屋にこもっていた。 そして・・・ 「ママ~。これあげるよ」と金の折り鶴。 ニコニコして私を見ている。 そうそう、この子も私が喜ぶのが嬉しいんだよな。 次男も思いっきり抱きしめた。 長男よ・・・ 「こんなのもらっちゃったよ~。手紙なんてもらえると嬉しいな」 と、催促してみると ニカ~ッと引きつり笑いを浮かべて逃げてしまった。 その顔であなたの気持ちは分かったよ。 何かしたい気持ちはあるんだけど、 恥ずかしくて照れくさい。 まっ、いいか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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