そぞろある記

2004/10/04(月)20:32

時々天文熱発熱

私が最初に自然科学に目覚めたのは天文分野であった。 過去の日記にも書いたが、星に目覚めたのは母に北斗七星を教えてもらったのがきっかけだった。 その後草花や昆虫の写真撮影、野鳥観察へと興味の対象は変遷していったが、相変わらず星への興味は失せていないようだ。 今でも年に一回は天文ガイドなどの天文雑誌を買ってしまう。 天文ガイドは創刊号から10年ぐらいは一回も途絶えることなく購入していた。 でも子供の小遣いで買うには天体望遠鏡はあまりに高価だったし、お金があれば鳥を見に出かける様な大学生になっていた。 今年の初めから再度鳥を見るようになり、30年前の今では骨董品の様なスコープで鳥を見始め、スコープや双眼鏡のメーカーのホームぺージも頻繁に見るようになった。 でも欲しいスコープは手が届かない。 先日この日記にリンクしているhibarichicさんの日記にスコープで月を見た記事が載っていて、私も刺激されて朝の4時頃からスコープでオリオン座の大星雲やプレアデスなどを眺めてしまった。 先日購入した「タカの渡り観察ガイドブック」という本でホークウォッチャーがスコープを2本並べた双眼スコープを自作して使用しているという記事があり、昨日買い込んだ天文関係の雑誌でも双眼望遠鏡の記事があった。 それらを読んで得た結論は星でも鳥でも両目で見るのが一番と言うことだ。 どうしても大口径双眼鏡か天体双眼望遠鏡が欲しくなってしまった。 価格を調べてみると私を満足させるスペックを得るには数十万円かかるようだ。 でもその中にセレストロンのスカイマスターが口径10センチで倍率25倍、しかも定価が7万で実売価格が4万前後というのがあった。 単眼のスコープでも天体望遠鏡でも、口径10センチの屈折望遠鏡は10万円は下らない。 それが双眼で4万円。 よほど粗悪品なのかとネットで検索してみたら、天体用の双眼望遠鏡の愛好者の掲示板でとても高い評価を得ている。 衝動的に注文してしまった。 口径10センチあれば集光力に問題はないし、倍率25倍なら鳥見用スコープとしても一番使いやすい倍率である。 しかも双眼で価格も安い。 天体観察に十分な能力というのは掲示板である程度分かっている。 後は探鳥にも使いやすいかと言うことだ。 一応三脚に直接取り付けられるようだが、取り回しのいい方法は現物が来てから考えてみるつもりだ。 もしこれが優れ物だったらこの双眼鏡の片方でデジスコをしたり、天体自動追尾の架台に乗せて眼視星野観測も楽しめるなと今から取らぬ狸の皮算用をしている。 By GT-ONE

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