横浜泥酔

2015/01/20(火)12:42

吉野町 和泉屋利助・創業昭和2年の歴史ある家庭的な大衆酒場!

吉野町(65)

粋な下町、阪東橋駅界隈って、ふぐ、うなぎ、カニの老舗店が多い。とは言っても大衆的なお店が多い為、ふぐを食べなくても居酒屋的な使い方が出来るのが嬉しいところ。なぜかこの辺には和泉屋という名前のお店が多いのね。その中で良く行くのが、黄金町にある大衆酒場「和泉屋」。何故、同じ名前のお店があるのかと聞いてみると、曙町にある「和泉屋」とは親戚同士だという。じゃあ、吉野町に近い鎌倉街道脇にある、ふぐ料理のお店「和泉屋利助」も親戚なのかな?と疑問が沸き、伺ってみた次第。イザ入店!店内は、右手に5人が座れるカウンター席。その後ろには4人掛けのテーブルが2卓。奥には10人以上は収容できる小上がり席があるとのこと。寒い日だったので、大徳利(500円)の熱燗を注文。銘柄はわからないが、2合は入っていようかという日本酒がワンコインで呑めるのは嬉しい。お通しは、水菜とモヤシに天カスを乗せ天つゆを掛けたサッパリとした一品。日本酒にはとても合う。こちらのお店は予約が入れば河豚、すっぽん料理も出来るのだが、居酒屋的メニューや刺身類も置いてある。頼んだのは日本酒に合いそうな「〆鯖(680円)」。さっそく頂いて見ると、かなり生に近い絶妙な〆具合!添えられているネギを乗せて食べると、これまたネギのシャキシャキ感がたまらなく旨い!続いて、箸休め的なものをと思い「お新香(380円)」を注文。胡瓜、白菜、大根の3種類が入っているお新香は自家製だと思うけど、とてもいい塩梅に漬かっている!これは酒が進む!進む!!この辺で良質な日本酒が飲みたくなり、お酒のメニューを拝見。おおっ、東北のお酒「田酒」や「十四代」が、良心的な価格で出している!おまけにプレミアム焼酎と言われている「村尾」や「森伊蔵」が680円?安い!!なぜ、こんなに安いのかと聞いてみると、元々は酒屋経営だったが、ふぐの調理師免許を取り、今の居酒屋の形態になったという。ちなみに黄金町の「和泉屋」とは全く関係ないとのこと。なるほど!元々、酒屋だったため、お酒を安く手に入るルートを持っているということなのでしょう。それにしても安い!!ということで青森の名酒「田酒(650円)」を追加。フルーティでありながらサッパリしている飲み口で、青森に行ったときには必ず呑むお酒。旨い!!大したものでは無いですが、と言われてサービスで貰ったイカゲソ。初めて来店したのに嬉しいです!お酒も安いし、通いなくなるようなお店!最後に「牛スジ煮込み(480円)」を注文。これは醤油ベースで煮込んであって、関西の味噌で甘く煮込んだものとは違い、とてもアッサリ系の煮込み。牛スジもトロットロに柔らかくなっていて、美味しい!うーん、この界隈は老舗のお店が多くて、野毛や関内方面に行かなくても事足りるかも知れない!おまけに店主とは、同じ学校の出身ということで、しばらく通ってみようかな!和泉屋利助 (割烹・小料理 / 吉野町駅、阪東橋駅、黄金町駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.5

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