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2006/12/31(日)10:08

『風と共に去りぬ』…500円で人生をエンジョイできる映画

映画(57)

19世紀のジョージア州タラの大地主ジェラルド・オハラの長女スカーレット(演じるはヴィヴィアン・リー!!)の波乱と勇気の恋愛映画。 この『風と共に去りぬ』は、どんな日であっても、毎日、世界中のどこかで必ず上映されている、とまで言われている名作中の名作。 アカデミー賞も十部門独占。 なにが、そんなにも世界中の人々の心をつかむのだろうか? そもそも、原作者マーガレット・ミッチェルの分厚い小説を映画化したものだが、小説を映画化にしたときの見本とも言える作品だ。(ちなみに、マーガレット・ミッチェルは、「風と共に去りぬ」のラストシーンを最初に書いたらしい。) だから、この映画の魅力はもちろん、そのストーリーと人物像にある。 気位がムチャクチャ高いスカーレット。 気品にあふれる紳士風でありながら影を背負い、スカーレットに翻弄されるレッド・バトラー(演じるはクラーク・ゲーブル)。 抗いながらも、時代に揺れる人たち。 そんな人物たちがイキイキと描かれている。 しかしながら、ストーリー展開を支える映像もこれまた豪華で美しい。(あの、それでなくても細いスカーレットがコルセットを思いっきり絞って着る場面が面白い。) 結局、この『風と共に去りぬ』には単純にスカーレットの恋物語だと割り切れぬものがあるのだ。 人生はどんなひとにとっても波乱万丈であり、何があって明日への希望を失わずに生きていくのさ、という一本の柱が僕をこの映画に挽き付けるのだ。 いいのかな……こんな映画がたった500円で観られるなんて。。。。 ● 風と共に去りぬ [CLASSIC MOVIES COLLECTION] / 洋画 ■ホーライのお勧め映画(500円で人生をエンジョイしよう!)

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