カテゴリ:科学関係
最近は鬼のように「ビジネス書」や「自己啓発書」、「ビジネススキル」などの本を読んでいた。
まぁ、仕事から仕方がないのだけれどね。 でも、僕はこれでも薬剤師の端くれなので、科学書なども必ず読むようにしている。 そこで、今回は最近読んだ本の中で面白かった科学書『眼の誕生』の紹介です。 生物の進化を化石などで研究していると「カンブリア紀の大爆発」(爆発と言っても火山ではない)という謎があるらしい。 それは、カンブリア紀にいろんな動物、昆虫類、爬虫類、魚類などなどが爆発的に増えたことを指す。 多種多様の生命が「一夜にして」地球を覆いつくしたようなものだそうだ。 では、何故、そのような「カンブリア紀の大爆発」が起こったのか? それが、古代生命史を研究している人たちの中で、謎になっている。 本書『眼の誕生』は、まさにその謎解きにチャレンジした本である。 本のタイトルにもなっているが『眼』の誕生が、劇的に生物の進化、突然変異を促した重要なファクターになると著者は主張している。 この本を読むとそんな謎解きにも興味を持つが、それ以上に、化石から情報をどのようにして読むのか、という考え方も面白かった。 ときどき、自分の分野とは全く違った分野の本を読むと面白いよ。 ●眼の誕生 ■12歳からの科学入門書 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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