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2009年 (第11回)大藪春彦賞
二十八のいま、輝いて見えるものなんか、なにひとつない。 学もカネも仕事もない船橋のビート・ジェネレーションが房総半島を突っ走る。 これが2008年の『オン・ザ・ロード』だ。 今までの東山彰良の作品の中で、1番殺伐としている小説。 もちろん、いつもの笑いの要素もふんだんに盛り込まれているが、人生に追い詰められた30近い男達の絶望的な、だが儚い希望のある青春群像だろうか。 連続短編集だが一気に読みきるにはいい分量。 ▼楽天 ●路傍 ★おすすめのミステリー小説、ミステリー本、SF、ファンタジー、サスペンスを紹介するサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 10, 2009 10:11:48 PM
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