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2011/01/04(火)04:59

★このミステリーがすごい(2007年)第2位 おすすめのミステリー小説『制服捜査』佐々木 譲(著)

傑作おすすめミステリー小説(71)

佐々木 譲おすすめミステリー小説、お奨めの佐々木 譲のミステリー小説。佐々木 譲の名作ミステリーの面白い作品。 おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『制服捜査』佐々木 譲(著)だ。 ●このミステリーがすごい(2007年)      ↓ 第2位『制服捜査』佐々木 譲(著) 札幌の刑事だった川久保篤は、道警不祥事を受けた大異動により、志茂別駐在所に単身赴任してきた。 十勝平野に所在する農村。 ここでは重大犯罪など起きない、はずだった。 だが、町の荒廃を宿す幾つかの事案に関わり、それが偽りであることを実感する。 やがて、川久保は、十三年前、夏祭の夜に起きた少女失踪事件に、足を踏み入れてゆく―。 警察小説に新たな地平を拓いた連作集。 ●佐々木 譲 1950(昭和25)年、北海道生れ。 札幌月寒高校卒。本田技研勤務を経てフリーに。 ’79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。 ’90(平成2)年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。 2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞する 警察モノを書かせたら、1、2位の佐々木 譲。 タイトルが全てです。 もうひとつ、評価があまり落ちないことも良作の証ですね。 電車の中で読み出した第1話「逸脱」で引き込まれ、家で読み出した第2話「遺恨」から第4話「感知器」まで読んだ所で入浴時間。 浴槽の中で第5話「仮装祭」を読み切ってしまいました。 130ページ浴槽一気読みでへとへとになりましたが、途中で止められない罪な小説です^^;。 作者が得意とする北海道警察を舞台としたミステリーで、5編からなる短編集。 北海道の農村の駐在所に勤務する主人公。 一見、平穏な町で起きるいくつかの事件。 それぞれの事件が最後の事件に結びついていく。 ミステリーの完成度は非常に高く、短編それぞれのつながりが巧みです。 短編ひとつを読んだら、必ず次の短編を読んでしまいます。 そして、結局最後まで読んでしまいました。 時間つぶしに短編をひとつずつ読むつもりではなく、1冊続けて読む覚悟で読んでください! 個人的には一番ミステリー色の薄い第3話「割れガラス」が好み。 どんなにささやかに見える人にもそれぞれの想いがあり、どんなにささやかに見える職にもそれぞれの想いがある。 こういうどっしりとした人情味のある話は、テレビでは絶滅しましたし、ネットでもほとんど見かけないような気がします。 繰り返しますが本当に「良作」です。 あなたが頂点至上主義でないかぎり、読んで絶対に損はしません。 ★このミステリーが面白い、このミステリがおもしろい、おすすめの傑作ミステリー小説、最新の現代ものから古典的名作ミステリー小説、名作推理小説まで200冊以上のサイト★      ↓ ★このミステリーがおもしろい。面白いおすすめの傑作ミステリー小説200冊以上のサイト★

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