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◇ジャズの広場◇
私がジャズとはじめて出会ったのは、記憶に定かではありません。高校1年の時アウトロー的な雰囲気が気に入って吉田拓郎にはまっていた私は、彼の歌の歌詞を暗記するくらいに聞き込みました。しかし徐々に歌という形式ではメッセージを伝えるのに限界があると悟り、私の中では歌詞付きの歌というものが、次第に重要な意味をもたなくなってきました。そのころNHK-FMでジャズと出会い、いわば「純粋に音楽のみで構成された歌」があると知ったのでした。 というわけで、インストものを中心に、CD化されている作品を聞くようになったのですが、今まで聞いた作品の中には人に聴かせたいおすすめものが山ほどあります。私がはじめてジャズを聴いたとき感じた「何だこの音楽は!!」という驚きと興奮を、多くの人に味わっていただければと思います。 ディスクレビュー→日記のページ
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TUNE UP/JACKIE McLEAN ジャッキー・マクリーンがなくなった。こんなエネルギッシュな演奏を聴いているともちろん死の影などまったく感じられないのだが、いつかは人は死ぬものだ。そう考えて聞けば、このようなおびただしいエネルギーの放出もある意味、死と重なり合ってくる。SMILEなどスタンダード曲が心地よい。音楽を放出することに意義があるといわんばかりに野太いトーンで吹きまくり。しかしフレーズはつぼを押さえておりしっかりとスイングしている。バップ通過した人はわけの分からない方向に行かないので安心だ。終わったときにもっと聴かせてくれという気にさせられる良盤。
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