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HorizonDream(HAWAII・GUAM・SHONAN ISLANDSTYLE)

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May 9, 2009
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するニュースメディアの生態系  新興サイト育てるライブドア

■「事件」が路線を変えた「結果的に見れば、ライブドア事件は(ニュース部門にとって)幸運だったのかもしれません」ライブドアメディア事業部インフォメーションメディアグループでニュース編集を担当する藤沼正明マネージャーはこう切り出した。ライブドアニュースは新聞社や通信社に限らず、ほかの新興ニュースサイトやブロガーの記事を積極的に取り上げているが、そのきっかけは東京地検特捜部の強制捜査に始まる一連の事件だったという。

 「堀江貴文氏が社長だったころは『ヤフーに追いつけ、追い越せ』で、ヤフーにあるものは何でもそろえるという考え。ところが事件で共同通信、産経新聞といった既存メディアが記事の配信から手を引いてしまったのです」2005年にフジサンケイグループの中核会社だったニッポン放送の買収に乗り出し既存メディア側に大きな衝撃を与えたライブドアだったが、その編集方針は事件を機に大きく修正を迫られた。      

■150を超える配信元 共同通信はその後、ヤフーへの配信も停止するが、毎日新聞や産経新聞はネット戦略を強化するのに伴い、ヤフーとの関係を強めている。ライブドアが目標としていたヤフーには新聞社、テレビ局といった既存メディアが記事や動画を提供しており、トップページに掲載されるニュース記事の多くはそれらが占める。一方のライブドアでは「ナリナリドットコム」「トレビアンニュース」「独女通信」「27歳、OL6人物語」といったニュースサイト(コンテンツプロバイダー)、さらにはブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)に加盟するブロガーの記事もニュースサイトに掲載している。配信元は150を超えるが、いわゆる既存メディアのストレートニュースは毎日新聞と時事通信のみだ。ライブドアはこれら新興ニュースサイトの記事を取り上げることで、ポータルサイトの中で一定のカラーを打ち出すことに成功しているといえるだろう。また、J-CASTニュースなど、ライブドアで知名度を高めヤフーにも記事を配信するようになったニュースサイトもあり、新興サイトを育てる「場」にもなっている。「新たなニュースサイトの記事を扱うのはリスクがありますが、ヤフーにはできないと思い積極的に採用しました。そして気付いたらヤフーのカウンターメディアになっていました」と話す。人々が情報発信できるようになったこと、不祥事などでマスメディアの信頼感が揺らいでいることも、既存メディア以外のニュースソースが支持される要因となっているという。

■価値はユーザーが決める ネット上の情報は玉石混交と言われ、ブログやニュースサイトの記事には「これのどこがニュースなのか」との批判が常に付きまとう。ライブドアニュースは、選択肢をユーザーに与え、コンテンツを提供するというスタンスを貫く。

 「情報の価値を決めるのはユーザーです。いわゆる右や左といった区分もなく、ニュースを幅広く提供するのがライブドアの役割です。ある事象に批判も擁護も両方あっていいけれど、口を封じるのは良くない。タブーとして取り扱わないことに、後ろめたさを感じるようにしたいのです」 オフィスも六本木ヒルズから赤坂に移り、堀江氏の印象は薄れたライブドアだが「既存メディアの記事にはバイアスがかかる。ニュースの価値判断は読者がするべき」といった考えは堀江氏がメディアのインタビューなどで発言していた内容に近く、その思想が静かに息づいているようにも感じられた。ただ、どのような内容でも掲載してユーザーに判断をゆだねているというわけではなく「記事の『社会性』は重視している」(藤沼氏)という。社会性の定義は「読者、ユーザーにとって、ためになっているということ。内輪ネタの日記のようなものはニュースではありません。やはり、不特定多数の人にとって価値を見出せるものを書いてもらいたい」と藤沼氏。従来のマスメディアとは異なり、柔軟で幅広い。

■「ニュースとブログは融合する」

 藤沼氏はサッカー専門紙記者から、フリーライターを経て、ネットニュースを担当している。あるとき、ネットの情報発信を見て愕然としたという。「1億総ライター化時代が来たと思いました。面白いことを書ける人がたくさんいたのに、なぜ自分がプロとして収入を得られたのか。要するにマスメディアしか表現するところがなかったからだと気付きました。ブログの登場で遅かれ早かれマスメディアを中心としたニュースの構造が崩れると考えたら、書く人を応援する立場に回ったほうがいいと思ったのです」既存メディアなどから記事を集める手法でビジネスとして成立するサイトは、圧倒的なトラフィックを誇るヤフーぐらいではないかとライブドアは判断し、ニュースとブログの連携を強化していくという。ブログを活用した新たな広告を開発するメディア事業部企画グループの谷口正人シニアマネージャーは「ライブドアには幸い日本でも有数のブログがある。ニュースとブログを足して黒字にすればいいし、これらは最終的に融合するのではないでしょうか」と近未来を見通す。

 ライブドアニュースは「ニュースブロガー」と名づけたブロガーの記事をニュースとして掲載しているが、さらに敷居を下げてすそ野を広げていく方針だ。現在、ニュースブロガーは10人だが、問い合わせは30件ほどあり、時間をかけて探していくという。ライブドアニュースの利用者は、ネットリテラシーも情報感度も高いと谷口氏は分析する。「下手なニュースのコメンテーターより面白いことを書いてくれる人もいるのに、なかなか既存メディアでは取り上げられない。そういう人が注目されて、最終的にはお金も稼げる。ライブドアのブログに書いてスターになれるようにしたいですね」

 

 







Last updated  May 9, 2009 08:19:29 AM
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