不況
求人倍率が過去最悪の0・46倍…失業率5%台に悪化 厚生労働省が29日に発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は、3月より0・06ポイント減の0・46倍となり、過去最悪だった1999年5、6月の水準に並んだ。 同日発表の総務省の労働力調査(速報)によると、4月の完全失業率(季節調整値)は5・0%。3月より0・2ポイント悪化し、2003年11月以来、5年5か月ぶりに5%台となった。 また、昨年10月から今年6月までに職を失ったか、失職する予定の非正規雇用の労働者は、今月19日時点で21万6408人で、4月17日時点の前回調査と比べて9027人増えた。一方、同時期の正社員の失職は2万6602人だった。