テーマ:本日の1冊(3695)
カテゴリ:書籍
別れは 再会のためにある。 私たちが 互いを突き放すのは、 ふたたび、 互いの存在を 抱きしめるため。 繰り返し、 その喜びを味わうため。 喜びを、 痛みと共に。 江國香織のホリー・ガーデンを、ただ。静枝が美和で、果歩が絵梨。 で、中野君がミチル。話は全然違えども。 トライアングルというスタンスが似ているというだけ。 ただ思い出した。 装画の 網中いづるさん、http://www.izuru.net/ 素敵。 喪失と誕生の物語なのかも知れない、痛みと共に。 きみの歌が、聞こえるのは、きっと近い未来で。 きみの歌が、聞きたいのは、きっと誰も彼もで、もう居ないのかもしれない。 音は響きを乗せて永遠に記憶の彼方へ。 さようなら。 でも、また会いたい。 目を閉じたい気分になる一冊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/18 12:15:24 AM
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