2006/12/29(金)10:16
クリスマスの風景9
メリー・クリスマス!といえば、
おなじみのクリスマスの挨拶ですが、
最近アメリカではそう言わない傾向にあります。
いろいろな人種が住むアメリカは、いろいろな宗教の人がいるからです。
メリー・クリスマス!は
相手がキリスト教徒であることを前提とした言葉で
そう言われても嬉しくない人がいるということに対して
まったく配慮していない言葉だからです。
なので最近は、ハッピー・ホリディズ!と万人向けの言葉を使います。
少なくともデパートとかではそういうふうに言うようにと店員は指導されています。
公のものである新聞でもメリー・クリスマスは使わなくなってきました。
イギリスにもいろいろな人種がいるのですが、
まだまだそういう配慮は足りないようです。
こうした海外の事情を見ていると、日本は平和だなと思います。
よい意味でも悪い意味でも。