ホルスの眼o(^▽^)o

ニホンオオカミは1905年の今日
最後の1頭と言われる個体が吉野山中で射殺されて以来、正式に確認されていません。

これまで何度か見かけられたという報道は何度もありました。
但し、大半は野生化した日本犬などの見間違いと思われます。
これまではっきりと生存を裏付ける証拠は何ら見つかっていないことも事実。
通常、足跡や糞などがあれば生存の証拠とされますが、この100年近く見つかっていないことも考えればやはり絶滅したものと考えた方が良さそうです。

そもそもニホンオオカミに関しては実はハッキリとした固有種であるかどうかも疑わしい事実があるのです。
以前NHKで放送されていましたが、『タイプ標本』として有名なシーボルトが持ち帰った（正確には助手がオランダに送った）という剥製（オランダのライデン自然史博物館所蔵）ですが、3種類の犬科の剥製を適当につなぎ合わせたものであることがわかっています。
なお現在ニホンオオカミといわれる剥製は上記を含めて世界に６体のみ。（生存個体が無い以上、全て本物かどうかも懐疑的）

果たしてこの２１世紀にニホンオオカミはいるのだろうか・・・
（というより本当にいたのだろうかというもの微妙なところ）