2004/10/12(火)14:26
パ・リーグ プレーオフ雑感&追記
一ホークスののファンとして思う。
まずは
おめでとう西武ライオンズ。
そしてお疲れ様福岡ダイエーホークスナイン。
残念ながらホークスは負けてしまった。
しかし大変楽しませて貰った。
優勝はライオンズもホークスも紙一重だった。
レギュラーシーズン成績では(133試合)
ホークス 77勝52負4引き分け
ライオンズ 74勝58負1引き分け
だがプレーオフ1S,2Sの結果を入れると
ホークス 79勝55負4引き分け
ライオンズ 79勝61負1引き分け
となりどちらが優勝でも遜色が無い。
さてネット上でホークスファンの意見を見ると大半は
勝てなかった事で今更プレーオフ反対とか言っているが
余りにも情けないという気がする。
レギュラーシーズンが始まる前から決まっていたことだし、もしホークスが勝っていたら、そんなことを言っていただろうか。
確かに1位のアドバンテージが無いし、シーズン苦手なライオンズとの対戦で不利ではあったけど選手は死力を尽くしたではないか。その結果を受け止める度量の大きさが欲しい。
基本的に今回の仕組みは盛り上がってよかったと思うが1位がアドバンテージが少ないのは再考の必要があるかもしれない。
私案だが仕組みを変えるとすれば、アドバンテージの算出方法だろう。5勝でなく3勝で1勝分。これは第1ステージ、第2ステージ関係なく与える。
となると今回の第1ステージなしで第2ステージとなってしまうがこれぐらいでないとレギュラーシーズンの1位の旨みは見え難い。もしファイターズやマリーンズが勝率5割そこそこで
優勝していたとするとそれこそ反対意見が多数だったかもしれない。
もっとも優勝となった西武ライオンズは、プレーオフ第1ステージをアドバンテージ無く僅差で北海道日本ハムファイターズと死力を尽くし勝ち上がり、その疲れを引き摺りながらもホークスに勝ち越したのであるから優勝を褒めるべきと私自身は思う。
今年のプロ野球は諸問題が噴出し、ブルーウェーブ・バファローズの合併問題からパ・リーグの慢性的な赤字体質の露呈。
ホークスに限ればダイエー本体の再生機構騒動に、マリーンズとの合併騒動と波乱に満ちた1年だった。
そんな中、1位で通過したホークスは胸を張って誇るべきであり、そのホークスを相手に、優勝を勝ち取ったライオンズは称えるべきであろう。
さて今週末からの日本シリーズは中日対西武は1982年4勝2敗で
西武が勝ち、1988年4勝1敗で西武が勝っている。
因みに50年前西鉄時代のライオンズに中日は勝ち日本一になっている。
一パ・リーグのファンとしてはライオンズに勝って欲しいと思う。