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2004.11.07
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島に船が近づいていく中、恵美が、
「そういえば、ツアーの内容が殆ど知らされていないけど…猛は知ってるの?」
突然の恵美の疑問に山本も、少し首をかしげながら、
「う~ん、詳しくは知らないんだよね…主催と会うのも初めてになるだろうし、ツアーの誘いのダイレクトメールが届いただけだったからねぇ…」
と答えた。
「お?センセのとこにもダイレクトメールが来たのかい?…実は、わしのとこにもダイレクトメールが来てな…ほれ」
割って入るかのように船を運転する男がダイレクトメールらしき封筒を二人に手渡した。
「…確かに、これと同じダイレクトメールがうちにも届きましたよ…はい、返しますね」
山本はダイレクトメールの封筒をじっくりと見た後、自分の所に来たものと同じであることが確認できたのか、そのまま、男に封筒を返した。
「ふ~ん、じゃあ、船長さんもツアーの参加者ってこと?」
二人のやり取りを見ながら恵美はぽつりと言った。
「まぁ…そうなるな~。といっても、あんまり参加する気も無いがな…ははは」
男は、笑いながら言った。
「そういえば、このツアーの他の参加者どうしたの?船長?」
「ん?あぁ、他の参加者ならすでに島に送ってある。センセたちでツアー参加者は最後になるなぁ…」
「そうですか…それだと、出遅れた感があるなぁ」
男の答えに対して、山本は苦笑いしながら答えた。

船が港に止まり、山本、恵美、船を運転している男の三人が陸に足をつけたのを見計らったかのように、島内放送が鳴り響いた…。





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最終更新日  2004.11.07 04:04:30
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