歩世亜のつぶやき

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そう言えば今夜は満月だったそうで、桜の花は満月に良く似合います。

満月を愛でながら杯に桜の花を浮かべてちょいと一杯など乙なものですね。

秋の月は風流がありますが春の月には艶があるもの、うなじを桜色に染めている彼女と二人飲むお酒は春の夜の朧です。

さて､5月が近づくにつれ、ベランダなどにミニ鯉のぼりが出現していますが、私が子供の頃各家々に在った様な「屋根より高い鯉のぼり・・・」は殆ど見かけることは無く、先日家崎にポールが在り鯉のぼりが吊されていましたが、矢張り近所迷惑を考えたのかその鯉のぼりも昔のような大きな鯉のぼりでは無くて藩部ほどの小さな鯉のぼりでした。

特に市街地では少々大きめの庭が合っても、大きな鯉のぼりが靡くと隣の敷地を跨ぎ状態に成りますから、矢張り何メートも在るような鯉のぼりは無理があるようです。

3月3日ひな祭りもそうですが5月5日のこどもの日も同様、メインは花よりも団子、5月5日は矢張り柏餅でしょうか？？

只、その柏餅、私は全く思いでも何も無く食べた事さえまりませんから、こどもの日と云えば草餅（蓬餅）蓬大福が浮かんできます。

丁度その頃此方では蓬の新芽が育ってくる頃で、蓬をザルいっぱい紡いで餅を搗いたものでした。

今年の5月5日は今のところ余り天候は良さそうではありませんが、遠い昔を偲んで､たまには蓬大福でも食べてみようかと思っています。