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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:史跡・神社仏閣・博物館巡り
新シリーズ「見応えがあるかどうかはわからないローカル史跡巡り」を始めます。
第一弾は小郡市が誇る国指定史跡「小郡官衙遺跡(おごおりかんがいせき)」をご紹介します。星組から徒歩10分、まさに第一弾にふさわしいローカル史跡です。 7世紀後半から8世紀後半(奈良時代あたり)の官衙(かんが=お役所)の遺跡です。 筑後国御原郡(ちくごこくみはらぐん)の郡衙だそうです。郡衙(ぐんが)とは、古代律令制度の下で、郡司が仕事をしていた役所です。 律令制度の地方支配のおさらいです。
倉庫もあったようです。倉庫には税として納められた米などを収めていた。 …偶然にも「納める」と「収める」の使い分けまでできてしまいました ここを郡司が治めていたとのことです。 …「治める」まで 税として納められたお米は、租・調・庸の「租(国司に納めるお米)」のことですね。 トイレのある建物に展望台があり、上ることができます。 上から見ると、何となく全体像が見えてきます。 近年、その規模の大きさから単なる郡衙ではなく、軍事施設等、別の役割を持った役所という説も出ているようです。大宰府の背後を支える重要なポジションだってのでは??と考えられます。 今後の調査に期待大です。 こちらは公園として整備されています。駐車場もあります。 小学生 受講案内 中学生 受講案内 高校生 受講案内 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年08月28日 23時20分41秒
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